トラリピの通貨ペアはどれがおすすめ?設定方法も詳しく解説!

トラリピの通貨ペアはどれがおすすめ?設定方法も詳しく解説!

FXの取引を自動でしてくれる「トラリピ」は、リピート系自動売買のなかでも非常に人気の高く、注目を集めています。

しかし、設定の自由度の高さや、通貨ペアの豊富さから運用を開始するまで少しハードルが高くなっています。

そこで、この記事では、トラリピの基本的な仕組みから、おすすめの設定方法と通貨ペアに関して解説していきます。

これからトラリピを始めようとしている人も運用していてなかなか利益が出ていない人も、ぜひ参考にしてください。

トラリピの仕組みとは

マネースクエアのサービスである「トラリピ」は、トラップリピートイフダン注文の通称で、FXの取引を自動でするシステムのことです。

トラリピ仕組み

トラリピは、設定したレンジ幅で取引を繰り返すもので、レンジ相場が続けば続くほど利益を積み重ねていけるシステムになっています。

例えば100円から110円のあいだを取引するレンジと設定して、1円刻みで買い注文をすると、以下のような表になります。

新規注文 決済注文
100 101
101 102
102 103
103 104
104 105
105 106
106 107
107 108
108 109
109 110

トラリピでは、

  • 「100円で買い、101円で売る」
  • それと同時に「101円で買い、102円で売る」

というのを繰り返していきます。

もし100円から110円のあいだでレンジ相場が続けば、新規注文と決済注文を繰り返すことになり、利益も大きくなります。

おおまかな仕組みは以上のようになります。

実際には手数料なども含まれますし、細かな設定はさまざまなものがあります。もちろん、レンジ相場ではなく、トレンド相場になってしまえば上手く利益が取れない場合もあります。

トラリピに合った通貨ペアと設定をしていくのが、上手く利益を重ねていけるコツといえるでしょう。

またトラリピの仕組みがさらに知りたい方や、評判を知りたい方は以下の記事を参考にしてみましょう。

全自動でFX投資ができるトラリピとは?仕組みと評判を徹底解説!全自動でFX投資ができるトラリピとは?仕組みと評判を徹底解説!

投資金額はどのくらい必要?

トラリピは一定の間隔で売買を繰り返すため、一度に複数の注文をすることが多くあります。

そのため、多くの資金が必要になると思われがちですが、始めるだけなら10万円程度でも運用は可能です。

トラリピは1,000通貨単位での売買ができるので、10万円程度でもレバレッジを効かせれば複数の注文を発注できます。

ただし、少ない資金では売買できるレンジ幅が狭くなってしまいます。広いレンジ幅で取引をするには、利益を出しにくいですが、値幅を広くするしかありません。

しっかりと注文の数を多くし、トラリピの長所を活かすには、1,000通貨単位の場合なら少なくとも30万円程度は必要になるでしょう。

トレンド相場になった際にすぐにロスカットしないためにも、できれば50万円、100万円といった資金があると安心です。

トラリピで取り扱っている通貨ペアは?

トラリピで扱っている通貨ペアは以下になります。

取扱い通貨ペア一覧
  • 米ドル/円
  • ユーロ/円
  • ユーロ/米ドル
  • 豪ドル/円
  • 豪ドル/米ドル
  • NZドル/円
  • NZドル/米ドル
  • カナダドル/円
  • 英ポンド/円
  • トルコリラ/円
  • 南アフリカランド/円

以上のように、かなり多くの通貨ペアがあります。

複数の通貨ペアで取引していくのも有効ですが、前述したとおり少ない金額ではトラリピのメリットを活かせません。

どれか1つの通貨ペアに絞ることをおすすめします。

トラリピの基本的な考え方

トラリピの基本的な考え方

ここでは、おすすめの設定や通貨ペアを解説する前に、トラリピの基本的な考え方を簡単に解説していきます。

通常のFX取引と異なる部分も多いので、きちんと確認しておきましょう。

大切なのは、

  1. 長期的な運用が基本
  2. レンジ相場に強い

の2点です。どちらも設定や通貨ペアの選択に関わる大切な部分です。

長期的な運用が基本

トラリピは注文の本数が多くなるのが特徴です。

レンジ相場で、細かく売買を繰り返し、小さく利益を重ねていきます。

そのため、運用を開始した直後は、含み損がどんどん増えていきます。

つまり、1ヶ月や2ヶ月の短期的では、なかなか利益をあげにくいです。

設定して運用を開始したら、長期的に運用を続けていきましょう。

もちろん、定期的なチャートなどのチェックは必要ですが、基本的にはトラリピに任せて運用していきましょう。

レンジ相場に強い

トラリピは簡単にいえば「100円で買い、101円で売る」また下がったら「100円で買い、101円で売る」これを繰り返すシステムです。

単純ですが、感情に流されずに機械的にこの作業を繰り返すのは、自動取引以外では難しいでしょう。

FX相場はレンジ相場が7割といわれ、どちらかに動くトレンド相場よりも儲けにくいといわれています。

しかし、トラリピならレンジ相場に強く、利益を出しやすいシステムです。

逆にいえば、トレンド相場には弱いということになります。

詳しくは後述しますが、通貨ペアを選ぶ際は、トレンド相場よりもレンジ相場が多い通貨ペアを選ぶのが基本です。

トラリピのおすすめ設定

トラリピのおすすめ設定

トラリピは設定して運用を開始してしまえば、自動で取引してくれます。

毎日チェックをする必要もありませんし、パソコン画面を見続ける必要もありません。

しかし、設定を間違ってしまうと、すぐにロスカットしてしまうこともあります。

次からトラリピの基本的な設定の考え方から、おすすめの設定まで解説していきます。

重要な部分なので、時間をかけて設定をしていきましょう。

基本の設定方法

トラリピは仕掛ける本数が細かいほど利益が出やすいという特徴があります。

たとえば、以下のような状況です。

100円から110円まで、

  • 1円幅で買うと本数は11本
  • 0.1円幅では、本数は101本

にもなり、単純に1円幅で仕掛けるよりも10倍の利益が出ます。

しかし、101本も買ってしまうと多額の資金も必要になり、少しでもレンジから外れてしまうとロスカットしてしまう可能性も大きくなります。

つまり、自分の資金にあった設定をしないと、いくら資金があっても足りなくなってしまいます。

トラリピでやってしまいがちなのが、

利益を出している人の真似をしよう!

という考え方です。

間違いではないのですが、成功している人とは、始めた時期や資金などに違いがあります。

誰かを真似する場合も自分で設定する場合も、事前にきちんとシミュレーションするのが大切です。

シミュレーションには、マネースクエアが提供している「らくトラ運用試算表」を利用しましょう。

らくトラ運用試算表では、以下の内容を入力するだけで必要資金などを自動で計算してくれます。

試算表の入力項目一覧
  • 通貨ペア
  • 運用予定額
  • 仕掛けるレンジ幅
  • レンジ内に仕掛ける本数
  • 1本あたりの通貨単位
  • 1回のリピートで狙う利益
  • ストップロス設定

レンジ幅を決める際は、直近の高値と安値だけを参考にして決めるのではなく、少なくとも1年前まで遡って、高値と安値をチェックしてレンジ幅を決めましょう。

FXは自分に都合のいいチャートを想像してしまいがちですが、本数が多くなるトラリピでは「もし予想が外れても余裕がある」という設定にしないと、すぐにロスカットになる可能性があります。

そのためには、まずは資金がどのくらい用意できるのかを確定させましょう。そして、何度もシミュレーションすることが大切です。

広いレンジに強い設定の「ハーフ&ハーフ」

トラリピのレンジ幅は、広げると多額の資金が必要になり、狭くすると利益が少なくなるのが難点になります。

そこで少ない資金でもレンジ幅を広げる方法でおすすめなのが「ハーフ&ハーフ」と呼ばれる方法です。

レンジの上半分を売り注文、下半分を買い注文に設定する方法で、資金を抑えて広いレンジをカバーできます。

■ ハーフ&ハーフの例

例えば90円から110円をレンジ幅と設定した場合は、100円を中心にして、

  • 100円より上は売り注文
  • 100円より下は買い注文

というように買い売りを分ける方法です。

メリット

最大のメリットは、資金が少なくて済むことです。

例えば100円を中心に、90円から110円をレンジ幅と設定した場合、100円から110円になったときに、10円分を購入する資金が必要になります。

次に110円から90円まで下がったとすると、100円から上は売り注文なので、売り注文は全て決済されます。

そして、100円から90円までの10円分を購入する資金が必要になります。

つまり、買い注文か売り注文のどちらかの資金しか必要ない、ということです。

仮にレンジ幅が30円分あっても、実際に注文をするのは半分の15円分になります。

資金が少なくて済むため、含み損を押さえつつレンジ幅を広げられます。

リスクを抑えながら広いレンジ幅をカバーしたい場合は、有効な方法です。

また、通貨ペアによってはレンジ幅が広いことがあるので、そういった通貨ペアにも有効でしょう。

デメリット

デメリットは設定したレンジ幅から外れてしまうと、どちらでも損失リスクがあることです。

例えば買い注文のみの場合は、レンジ幅から下に外れると損失が出ますが、上に外れる分には損失は出ません。

しかし、ハーフ&ハーフの場合は、上に外れても下に外れても損失が出てしまいます。

広い範囲をカバーできる分、もし外れると必ず損失が出てしまうというリスクがあります。

また、売り注文も含まれるので、マイナスのスワップポイントが発生するリスクもあります。

そこまで大きな金額ではありませんが、長期的に小さな利益をコツコツと重ねていくトラリピでは、できればマイナスのスワップポイントはないほうがいいでしょう。

利益をしっかり取る設定の「両建て」

両建てとは、買い注文と売り注文を同時に同じだけ持つことです。

ハーフ&ハーフでは、上は売り下は買いと分けていましたが、両建てではレンジ幅で買いと売りが同時に入ります。

つまり、上がっても下がっても売買が行われて利益が出るというわけです。

メリット

上がっても下がっても利益が出る、ということは通常の買い・売りのみと比べれば2倍の利益になります。

設定したレンジ幅で動き続ければ、どちらに動いても利益が増えていきます。

長期的な運用がメインのトラリピですが、両建てならば短期間でも大きく利益を出せます。

想定したレンジ幅で値動きするのが条件になりますが、安定して利益を出せる方法です。

デメリット

デメリットは、常にどちらかのポジションを持っている状態になるため、含み損を抱えることになる点です。

運用を止める際は、必ず損切りすることになります。

また、レンジ幅を上に外れても、下に外れても、外れた場合は損失になってしまいます。

想定したレンジ幅で動かないと、すぐにロスカットしてしまう可能性があります。

注文には売り注文も含まれるので、マイナスのスワップポイントが発生することも忘れてはいけません。

長期的で安全な運用を考えた場合は、両建てはリスクが高いでしょう。

設定を変更するには「取消し」しかない

おすすめの設定について紹介してきましたが、中には既に設定がしてあり、設定変更をしたい方もいるでしょう。

しかしトラリピでは、「設定を変更する」という操作はありません。

変更したい方は、まず現在の設定を取消して、新たに設定し直しましょう。

具体的な設定の取消し手順は以下となります。

  1. トラリピ管理表をクリック
  2. 取り消したい設定を選択する
  3. 「取消」をクリック
  4. 注文一覧を下まで辿り「取り消す」をクリック

これで設定は取り消されました。

注意

もし設定を取り消したあとに、以下の2つの条件が当てはまった場合は、「決済注文」をする必要があります。

 

  1. ポジションを保有している
  2. メニューの「ポジション」を確認し「指値有」と記載がない

 

これを忘れてしまうと、いつになっても決済がされずに保有したままとなってしまいます。

トラリピで通貨ペアを選ぶポイント5つ

トラリピで通貨ペアを選ぶポイント5つ

ここからは通貨ペアを選ぶポイントを解説していきます。

トラリピの設定も大事ですが、通貨ペアによって最適な設定が変わってくることもあります。

通貨ペアも慎重に選んでいきましょう。

通貨ペアのポイント①:長期的にレンジ相場が続いているか

トラリピでは、レンジ相場で利益を出せるのが特徴です。

そのため、トレンド相場を形成している通貨ペアは向いていません。

チャートを見る際は、数ヶ月単位ではなく、数年単位の長期的なチャートを見て、レンジ相場かどうか確認しましょう。

通貨ペアのポイント②:レンジ幅の広さをチェック

レンジ幅が広いと必要な資金が増えてしまいます。

狭い範囲を細かく上下するのが理想です。

理由としては、必要な資金が少なくて済むこととリスクを抑えられることです。

この幅は通貨ペアによって異なるので、しっかりとチェックしておきましょう。

通貨ペアのポイント③:レートが低いかどうか

レートが低ければ少ない資金でも、多くの取引が可能です。

例えば

  • 「100円で買い、101円で売る」
  • 「50円で買い、51円で売る」

この2つの取引は、全く価格が違いますが、値幅は同じです。

100円ではなく、50円で買えれば、同じ資金でも2倍の取引ができます。

安く買える通貨ペアのほうが、多く買えるということです。

通貨ペアのポイント④:「総推移」を確認

総推移とは、値動きを合計した値のことです。激しく上下するほうが総推移は高くなります。

総推移が多いということは、トラリピでは、売買の本数が多くなり利益を出しやすくなります。

通貨ペアのポイント⑤:スワップポイントの高さ

トラリピは長期的な運用を前提としているので、スワップポイントもチェックしておきましょう。

ただ、トラリピはスワップポイントで利益を出す手法ではないので、スワップポイントよりも、レートや総推移を重視することをおすすめします。

トラリピでおすすめの通貨ペアと運用方法

トラリピでおすすめの通貨ペアと運用方法

トラリピの通貨ペアの選び方について紹介してきましたが、

結局どれを選べばいいの?

という方のために、おすすめの通貨ペアを紹介しておきます。

また実際に設定を終えたの運用方法のコツについても紹介しておきますで、こちらも併せて確認するようにしましょう。

では早速、順に紹介していきます。

トラリピでおすすめの通貨ペアとは

トラリピでおすすめの通貨ペアは、

  • 「豪ドル/円」
  • 「NZドル/円」

の2つです。

レンジ相場を形成しており、レートも低いためトラリピには最適な通貨ペアといえます。

もちろん、総推移も高いため利益を出しやすいです。

ただ、FXを始めたばかりで「豪ドル/円」や「NZドル/円」と聞いてもピンと来ない人もいるかと思います。

よく分からない通貨は不安という人は「米ドル/円」をおすすめします。

レンジ相場を形成しやすいですし、なにより耳にする機会が多く、情報も多いからです。

トラリピ設定後の運用方法

トラリピでは、先にお伝えした通りレンジ相場が得意です。

しかし、そのレンジ幅から抜けてしまう場合も当然ながらあります。

この場合でやるべきことは、レンジ幅の終点を起点として「設定を追加」することです。

たとえば、以下のようにします。

レンジ幅の設定:「100.10円~110.00」

この場合でレンジを抜けてしまい、「110円」を超えてきた段階で「110.10円~115.00円」の設定を追加する

このようにして、レンジ幅を広げていくことで相場についていき、対応できる幅を広げていくのも手でしょう。

もちろん、これも完全に良策というわけではありません。

状況を判断したうえで、策は実行していきましょう。

ここでは、「こういった方法もあったな」という手札を増やす意味で紹介しています。

注意

レンジ幅を広げるには、それなりの資金力が必要です。資金に余裕がないのであれば無理に手は出さないようにしましょう。

効率のいい設定と通貨ペアを選んで上手に運用しよう

トラリピのおすすめ設定と通貨ペアを解説してきました。FXなどの投資では必ず勝てる手法は存在しません。

今の相場には合っていても、1年後や2年後には、変わってくる可能性も充分にあります。

トラリピは、放置していても想定したレンジ幅であれば、自動で取引をして、利益を出してくれます。

しかし、それが永遠に続くとは限らないので、定期的な見直しをしたり、情報を仕入れることが大切です。

今回の設定方法や通貨ペアの選び方を参考にして、ぜひ自分に最適な設定や通貨ペアを見つけてみましょう。

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