証券会社を選ぶとき、楽天証券は必ずと言っていいほど候補にあがります。そこで気になるのが、“良い評判”と“悪い評判”のどちらもあること。
とお悩みの方のために、下記の内容についてまとめました。
- 「良い」「悪い」それぞれの口コミや評判
- 楽天証券の評判からわかるメリットとデメリット
- 楽天証券が取り扱っている全商品
- 賢く活用したい制度・『NISA』と『iDeCo』
- 手数料コースが決まる!徹底ガイド
- 投資を便利にお任せできる『楽ラップ』
- 最短で口座開設する方法
- 楽天証券を安全に利用するための方法やセキュリティ
私はこれまで、
と悩んでいました。
今回は、同じようなお悩みを持つ初心者の方のためにも、わかりやすい言葉だけを使って解説していきます。
読み終わる頃には、自信を持って投資を始められます!
もくじ
楽天証券の口コミ&評判が知りたい!他社にはない魅力とは?
楽天証券は、国内の大手ネット証券会社5社の中に入っています。
数ある証券会社の中で、楽天証券がこんなにも選ばれる理由を解明していきます。
- 楽天証券ユーザーの評判からわかる!デメリットとメリット
- 楽天証券ってどんな会社?
- 楽天証券にしかない魅力
*評判の中で分からない言葉があっても、流し読みをしてみて下さい。最後までには、必ず意味がわかるようにご紹介していきます。
楽天証券の口コミや評判をデメリットとメリットに分けてご紹介
楽天証券を使っている方々からの評判の中には、良い点ばかりではなく、悪い点や要望も多くありました。楽天証券の評判を、デメリットとメリットに分けてご紹介します。
楽天証券の口コミ&評判~デメリット~
楽天証券を使う上で不自由なものから、楽天証券自体の成長を望む温かいものまで、様々なデメリットがありました。
- IPOの取り扱いが少ない
- 売買時の注文処理が遅いときがある
- サイトのメンテナンスが多くて、見たいときに見られないことがある
- 海外株の手数料が、他社と比べて高い
- 他社と比べて、手数料が特に安いとは感じない
- 米国株式の売買手数料が高い
- 株式、FX、先物など、商品ごとにアプリが分かれているのが面倒
- 先物取引で、別の専用ツールを使うのが面倒。使い方も難しい
- 外国株専用アプリを作ってほしい
- モバイルサイトの、無操作でログアウトされるまでの時間が短すぎる(15分)
- 中国株と米株をトレードしようとすると、PCサイトが開かれるのが面倒
- 信用取引の一般信用の銘柄を増やしてほしい
- 空売りのときに手数料が高くなるのが不満
楽天証券の口コミ&評判~メリット~
初心者からの、「投資を始めやすい」という評判が多くありました。
上級者の方は、他社と併用しながら、楽天証券独自のメリットを上手に利用している方が多くいらっしゃいました。
- サイトデザインや使いやすさが日々向上している
- 元々楽天会員なら、スムーズに口座開設ができる
- 初心者向けの予備知識から上級者向けの情報まで、幅広い情報を入手できる
- アナリストから配信される情報が投資の参考になる
- 日経新聞が無料で読めるのがすごいと思う
- 四季報を見られるので、銘柄研究に役立つ
- コース変更が簡単にできるのがいい
- マネーブリッジを申し込むだけで、楽天銀行の普通預金金利が0.1%になるのが魅力
- マネーブリッジを利用すると現金の移動が即時できて、入出金手数料0円なのが便利
- マネーブリッジを利用すると楽天ポイントがどんどん貯まるのが魅力
- 電話での問い合わせに、責任を持って対応してくれる
- 電話での問い合わせでは、初心者にもわかりやすく、丁寧にサポートしてくれる
- 投資初心者なので、楽ラップで運用コースの提案をしてもらい、運用を任せることができるのも便利だった
- 全体的に満足
- 現物信用取引の手数料が安い
- マーケットスピード(PCで使えるアプリ)の使い勝手が抜群に良い
- モバイルサイトでの取引がストレスなくできる
- システムが安定していて、誤作動もほぼない
- 売買してから約定(取引成立)までのスピードが速い
- スマホアプリが、情報検索から取引まで直感的に操作できて、初心者でも使いやすい
- スマホアプリの画面がコンパクトで見やすい
- スマホアプリの、条件設定で投資先を検索する機能が優れている
- 株主優待目的(長期保有)の株を貸株にして金利がもらえるのは、お得感がある
- 円建て外国通過建ての債権が豊富で満足
- FXを、Meta Trader 4利用して取引できるのがいい。報告書が日本語なのも嬉しい
- NISAが簡単に始められるのが魅力
- 少額の積み立てNISAで、楽天ポイントがどんどん貯まるのが嬉しい
- iDeCo(個人型確定拠出年金)の商品が豊富
- iDeCoが手数料0円で始められるのがいい
デメリットとメリットをまとめました。
他にも多かった評判が、「全て満足という訳ではないが、総合的に見て高く評価する」というものでした。
総合的に見たときに、『楽天』という企業の信頼性や、楽天証券にしかないメリットが評価を高くしています。
楽天証券の評判がわかったところで、楽天証券という会社について簡単にご紹介します。
楽天証券ってどんな会社?
国内の大手ネット証券会社と、楽天証券を比較してみます。
(楽天証券 2018年12月上半期決算説明資料より)
証券会社名 | 口座数 | 国内株式の 委託個人売買シェア |
業績の伸び率 (営業利益の前期比) |
---|---|---|---|
楽天証券 | 131,915 | 18.2% | +16.2% |
SBI証券 | 85,576 | 36.2% | +21.8% |
マネックス証券 | 13,359 | 5.2% | ▲46.7% |
松井証券 | 9,322 | 10.5% | ▲2.6% |
カブドットコム証券 | 6,491 | 8.8% | +31.8% |
*営業利益の計算式は「(本業の売上)-(本業の経費)=営業利益」で、企業が本業でいくら儲けたかがわかる数字です。
上記の表からは、国内のネット証券会社の中で、楽天証券とSBI証券が他を大きく引き離す規模だとわかります。
業績の伸び率も大きい楽天証券とSBI証券は、これから先もユーザーが使いやすいサービスを出し続けてくれる期待が高まります。
ちなみに楽天証券の内部についても気になり、調べてみました。
楽天証券の内部はどんな感じ?
転職をご希望の方は、さらに詳しく調べるきっかけになさってみて下さい。
- 残業が多いと感じる
- 同業他社と比べて給料が安いと感じる
- 人員の入れ替えが多い
- 能力UPは自分次第で、会社のサポートが少ないと感じる
- 英語ができる人には有利な評価制度だと感じる
- 風通しの良い社風
- 給与は部署次第
- 産休制度や育休制度に関しては満足
- 有給だけではなく、急な休みも問題なくとれる
どの会社にも見られるように、“部署、上司の人間性、人それぞれの向上心、会社に求めるもの”などによって、評判にはバラつきがありました。
楽天証券だけの魅力は楽天グループ内での連携
楽天証券にあって他社にない魅力。それは、楽天グループ内の連携です!
楽天証券だけの魅力を3つご紹介します。
1:楽天ポイントで投資信託
楽天証券ユーザーの評判にもあったように、「楽天グループ内共通でポイントが貯まる・使える」というシステムは、楽天証券最大の魅力です。
楽天ポイントを貯めることができるのは、下記のグループ会社です。各社で貯めたポイントを使って、投資信託の購入と積立ができます!
- 楽天市場、ラクマ
- 楽天カード
- 楽天生命
- 楽天モバイル
- 楽天トラベル
投資信託の購入や積立をすると、さらにポイント(100円につき1ポイント)がたまるのも嬉しいシステムです。
2:楽天カードで投資信託の積立
楽天カード(クレジットカード)で、投資信託の積立(上限5万円)の決済ができ、もちろんポイントも貯まります!
楽天証券の投資信託を始める利用客の76%(2018年12月時点)が、楽天ポイント利用者です。
*投資信託の詳しい内容は、後ほど、詳しくご紹介します。
3:楽天銀行との連携
楽天証券には、楽天銀行と連携した便利なサービス『マネーブリッジ』があり、無料で利用可能です。
マネーブリッジが使える条件は、「楽天証券口座」「楽天銀行口座」の両方持っていることです。
マネーブリッジの、具体的な6つのサービスをご紹介します。
投資取引の経費とストレスを大きく軽減するサービスです。
お金の入出金に関する制約は、各証券会社で様々です。
■ 例:
SBI証券では、入金は即時OKで手数料無料。出金は1~2日かかり、手数料が発生する場合もあります。
楽天銀行の金利は通常0.02%で、マネーブリッジを利用するだけで、金利が0.10%になります。
この金利は他行と比べても最高水準で、楽天証券ユーザーの評判からも、マネーブリッジの利用者が多いことがわかります。
楽天証券の口座開設のみで投資取引を利用していなくても、この優遇金利が適用されます。
『自動入金』は、楽天証券を利用中にお金が足りなくなった場合に、自動で楽天銀行からお金が入金されるサービスです。
『自動出金』は、楽天証券口座にあるお金を、毎営業日の22時頃に楽天銀行に自動出金するサービスです。
入金も出金も無制限なわけではなく、口座に残しておきたい金額を設定しておくことができます。
本来は楽天銀行内での取引に応じて楽天ポイントが貯まるサービスですが、マネーブリッジに申し込むことで、楽天証券内での取引に応じたポイントも貯めることができます。
楽天証券にログインすると、楽天銀行の残高も表示されるサービスです、
信用取引の最中に、楽天証券の口座が信用取引をする条件を満たさない残高になった場合に、楽天銀行から自動入金されるサービスです。
信用取引とは、自分が持っているお金や株を担保にして、今あるお金以上の投資ができる取引で、一定の条件を満たすと利用することができます。
マネーブリッジは、楽天証券と楽天銀行の口座を持っていれば、1分もかからずに申し込むことができます。
ただし上記6つのサービスの中には、メリットだけではなくデメリットがあるサービスもあります。
特に3つ目の「自動入出金サービス」は、予定額以上の取引をする可能性なども含んでいますので、よく検討して利用することをおすすめします。
楽天グループ内の連携があることで、楽天証券には他とは違う個性があることがわかりました。
ではいよいよ、楽天証券が取り扱っている全ての商品をご紹介します。
楽天証券が扱う全商品
投資取引は商品の種類が多くて、投資初心者にとっては、言葉すらも理解するのが難しいことがあります。
楽天証券が扱う商品ごとに、わかりやすくご紹介していきます。
- 国内9商品
- 海外7商品
- 金・プラチナ
- NISAとiDeCo
楽天証券の国内9商品
楽天証券が取り扱っている国内の9商品はこちらです。
1.現物取引と2.信用取引
まずは、楽天証券の現物取引と信用取引をご紹介します。それぞれ別の取引なのですが、「違いが明確にわからない」とお悩みの方のために、簡単な表にまとめました。
現物取引 | 信用取引 | |
意味 | 自分が持っているお金や株式の範囲内で取引する | 自分が持っているお金や株を担保(保証金)にして、自己資金よりも大きい額(最大約3.3倍)の取引ができる |
利用条件 | 特になし
|
・楽天証券内に信用取引口座を開設(審査あり)
・最低30万円の担保が必要 |
ポイント付与 (手数料4,000円ごとに取引1件と換算) |
手数料の1~2% | 手数料の1~2% (信用取引の内容によっては、対象外の場合もある) |
デメリット | ・株を買うところから始めるので、最初に手持ち資金が必要
・株価が下がって損失が出ることがある |
・自己資金以上の取引をするときに、金利が発生する
・想像以上の損失が出ることがある |
メリット | ・株主優待
・配当金 ・株価が上がると利益が出ることがある ・企業が成長する助けになり、応援できる |
・株を売るところから始められる
・想像以上の利益が出ることがある ・原則、株主優待なし ・配当金なし |
*楽天証券の評判のデメリットに、「信用取引の一般信用の銘柄を増やしてほしい」というものがありました。
信用取引には『一般信用取引』と『制度信用取引』の2種類があります。
■ 一般信用取引とは
一般信用取引は、「証券会社が決めた銘柄」で取引するもの
■ 制度信用取引とは
制度信用取引は、「証券取引所が定めている厳しい選定基準を満たしている銘柄」だけに許される取引
3.投資信託(ETF)
投資信託を簡単にいうと、投資先(株や債券など)の選定と運用を、資産運用のプロ(ファンドマネージャー)にお任せする投資方法です。
投資家1人1人が出すお金は少しずつでも、人数が集まると多額の資金になります。
ファンドマネージャーが集まった資金を運用し、利益が出れば投資家に分配するという仕組みです。
投資信託は、
などのデメリットがありますが、「少額&低リスクで」投資を始めたいときには、選択肢の候補にあがる商品です。
- 楽天証券では、100円から投資信託を始められます
- 運用をプロに任せることで、投資先候補の情報を全て調べる手間が省けます
- 集めたお金で様々な株や債券に投資するので、損失のリスクを減らせます
- 個人では投資が難しい発展途上国の債権なども、投資先に含まれています
楽天証券ユーザーの評判には、少額の投資信託の積み立てに、毎月ポイントを使っているという声が多くありました。
4.貸株サービス
貸株サービスを利用すると、自分が持っている株を楽天証券に貸して、貸した期間分の金利をもらえます。
最大の魅力は金利の高さで、5%以上の銘柄も多くあります。
長期保有目的の国内株式を持っている場合は、ぜひ検討したい商品です。
- 投資家が証券会社に株を貸す
- 証券会社が借りた株を貸株市場に出す
- 機関投資家が株を借り、証券会社に貸株料を払う
- 証券会社が、受け取った貸株料の中から投資家に金利を支払う
機関投資家は、借りた株式を信用取引で売買して、損や益を出します。
投資家が、
と申し出ると、機関投資家が株式を買い戻して証券会社に返却し、投資家のもとに株式が戻ってきます。
楽天証券では、
という投資家のために、権利確定日に自動で株を返却してくれるなどのサービスがあります。
5.立合外分売
証券取引所が閉まっている時間に株式が売り出される取引のことです。
「割安で株式を買える」などのメリットを説明されることが多いですが、「買った株がすぐに下がる可能性がある」などのデメリットもあります。
デメリットとメリットを理解して、立会外分売をしている企業をしっかりと調査してから取引する必要があります。
6.PTS取引
普通、株式の売買は、証券取引所が開いている時間内で証券取引所を経由して行います。
PTS取引は、『チャイエックスPTS』、『ジャパンネクストPTS』という、企業が私設した取引所を経由して株式の売買を行います。
「取引できる銘柄が少ない」などのデメリットがありますが、「証券取引所が閉まっている時間帯に動きがあった海外の株式を売買できる」などのメリットもあります。
7.IPO/PO取引(新規公開株の公募や売出)
『IPO』は新規上場する株式を売り出す、『PO』は上場している企業が新しい株式を売り出すという意味です。
ユーザーの評判にもあるように、楽天証券での取り扱いはまだ少ない状態ですが、どちらも利益が出る確率が高い取引です。(100%ではありません)
取引をするには、いくつかの条件を満たしたうえで、ブックビルディングに参加する必要があります。
■ ブックビルディングとは
ブックビルディングとは、発行する株式の仮の価格帯などを投資家にお知らせし、投資家から「〇円で●株買いたい」という実際の需要を集めることをいいます。
ブックビルディングの結果は、株式の公募価格を決める参考にされます。
8.国内債券
債権の特徴は、「ローリスク&ローリターン」で、投資先は「国・地方公共団体・企業」などです。
「決まった期間、投資先にお金を貸す」とイメージするのがわかりやすいです。
期間終了までの間に、定期的に利息を受け取ることができ、決まった期間が終了すると元本保証もあります。
「投資先が破たんして元本が減る」などの、不測の事態が起こる可能性はゼロではありません。
*元本保証とは、投資先が受け取った金額(元本)を、返すことを約束(保証)しているという意味です。
楽天証券では、国内債券を買うときの手数料が無料です。
9.先物取引
楽天証券の国内先物取引は『商品先物』と『先物オプション』の2種類です。
商品先物で買えるのは、
- 金
- 原油
- とうもろこし
などです。一方の先物オプションで買えるのは、
- 日経225
- マザーズ先物
などとなっています。
先物取引は、
という意味で、実際の商品金額の約10分の1の証拠金を元手に、取引ができます。
将来の価格の上下を予測して、「売り or 買い」どちらの取引から始めてもOKです。
楽天証券で先物取引をするためには、『総合口座』を開設した上で『国内商品先物口座』も開設する必要があります。
国内の9商品をご紹介してきました。次に、海外取引をする7商品をご紹介します。
楽天証券の海外7商品
海外に投資するのは、
など、投資家によって様々な理由があります。
楽天証券が取り扱っている、海外投資の7商品はこちらです。
1.米国株式
米国株式で投資できるのは、ニューヨーク証券取引所やナスダック市場などに上場している株式で、日本国内とは比べものにならないほど、多くの銘柄数があります。
決済通貨は米ドル、円どちらでもOKで、特定口座に申し込むことで確定申告も簡単になります。
■ 特定口座とは
特定口座とは、楽天証券に年間取引報告書を作成してもらえる口座です。
特定口座で「源泉徴収あり」を選択すると、証券会社が納税まで済ませてくれます。
年間取引内容や株式以外の収入の内容によっては、「源泉徴収あり」を選択すると損をする可能性があることに注意が必要です。
2.中国株式
中国株式で投資できるのは、香港証券取引所、上海証券取引所に上場している株式です。
中国は世界一の人口を持っているという点からも、株式価格の伸びしろに期待する投資家が多くいます。
手数料は500円~5,000円(税抜)で、電話での注文は「+2,000円(税抜)」となります。
中国株式も、特定口座を利用可能です。
3.アセアン株式
アセアン株式で投資できるのは、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシアの市場で上場している株式です。
経済成長が著しい新興国の株式から得られる、高配当に期待する投資家が多くいます。
手数料は、約定代金の1.0%(最低500円)で、電話での取引は「+2,000円(税抜)」となります。
アセアン株式も、特定口座を利用可能です。
4.海外の投資信託(ETF)
海外の投資信託は、先ほどご紹介した米国、中国の証券取引所と、シンガポール上場市場で取り扱っている銘柄を取引できます。
デメリットは、主に以下の2つが挙げられます。
- 「株の売買で利益が出ても為替リスクで損する可能性がある」
- 「投資先の国の政治状況などによって、予想よりも大きな損失が出る可能性がある」
一方のメリットには、以下の2つが挙げられるでしょう。
- 「経済成長率が高い国の投資信託は、国内よりも高い率の分配を得られる可能性がある」
- 「複利方式で利回りが高くなる」
■ 福利方式とは
『複利方式』とは、投資信託の運用で分配金が出たら、(元本+分配金)を再投資する方式です。
日本の投資信託は『毎月分配方式』が多く、元本に対する分配金が毎月支払われるのが一般的です。
毎月分配方式が、「常に元本の額を投資しているだけ」なのに対し、複利方式は元本が少しずつ増えることで、当初投資した金額に対する分配金の率(利回り)が高まっていきます。
5.外国債券
国内債券と同じく、元本保証があります。国内債券との違いは、以下の2点となるでしょう。
- “利回りが高い”
- “為替差益や為替差損が出る可能性がある”
楽天証券の海外債券は、楽天証券ユーザーの評判にもあったように、取扱い銘柄が多いということで、満足の声が多い商品です。
6.海外先物
国内先物と同じく、証拠金が必要です。
手数料は、円での取引の場合は200円~400円、ドルでの取引の場合は6.0ドル~6.3ドルです(税抜)。
取引内容を、全て日本語で確認できるのが安心です。
7.FX
FXとは、海外の通過を売買する取引です。FXの魅力は、持っているお金よりも大きな金額の取引(レバレッジをかける)をし、大きな利益を得る可能性があることです。
信用取引でも、持っているお金よりも大きなお金の取引が可能でした。
信用取引では自己資金額の3.3倍の取引だったのに対し、FXでは最大25倍の取引が可能です。
大きな利益を得る可能性と紙一重で、大きな損失を出す可能性もあります。
楽天証券ユーザーの評判にあった『Meta Trader 4』とは、世界中の投資家に愛されている、投資の取引ツールで、FXの取引に便利です。
投資取引のための優れた機能があるだけでなく、自分好みにカスタマイズしながら、「自分に合った投資分析ができるツール」に育てていくことができます。
楽天証券は、日本国内でMeta Trader 4を使える数少ない証券会社です。
金・プラチナ取引
金はとても変化しにくい物質で、紀元前から価値の高いものとして扱われてきました。
現代でも世界的に価値が高く、安定して取引されています。
楽天証券では、金、プラチナ、銀を毎月1,000円から積立可能で、価格変動に応じて売買することもできます。
楽天証券で賢く制度活用!NISAとiDeCo
投資を検討するとき、多くの人が「将来のために今あるお金を増やしたい」と考えています。
そこで心配なのが、投資にかかる費用と投資のリスクです。
そんな個人投資家のために作られたのが、『NISA』、『iDeCo』という制度です。
楽天証券では、
という評判が多くあります。
NISA
投資取引で利益が出ても、そのお金が税金で減るのには抵抗がありますよね。
そんなときに活用できる制度が『NISA』です。NISAは3種類です。
一般NISA | つみたてNISA | ジュニアNISA | |
---|---|---|---|
対象 | 20歳以上 | 0~19歳 | |
税金がかからない範囲 | 年120万円以内の範囲で取引して得た配当金や利益 | 年40万円以内の範囲で取引して得た配当金や利益 | 年80万円以内の範囲で取引して得た配当金や利益 |
税金がかからない期間 | 最長5年 | 最長20年 | 最長5年 |
投資できる商品 | 国内・海外株式、投資信託 | 国の基準を満たした投資信託 | 国内株式の現物取引、投資信託 |
- NISA口座だけを作ることはできない。まずは楽天証券に総合口座を作り、総合口座の中にNISA口座があるという位置づけ(総合口座を作るときに、同時申し込み可能)
- NISA口座を開設できるのは、1金融機関のみ(1口座のみ)で、金融機関の変更は1年に1回のみ
- 一般NISAとジュニアNISAの口座開設ができるのは、2023年まで
- つみたてNISAの口座開設ができるのは、2037年まで
上記の表の“税金がかからない期間”は、年単位で計算する。申込日が1/1でも12/31でも、終了日は同じ
これからご紹介するデメリットとメリットをよく検討して、利用するかどうかや利用方法を決めることをおすすめします。
NISAのデメリットは、次の6つです。
- 年間の投資額が限られる(上記の表の120万円、40万円、80万円)
- 120万円、40万円、80万円を使い切らなくても、余った金額を次の年に繰り越せない
- 商品を1年以内に売却しても、投資額の枠が回復しない
- 申し込みから取引開始まで1~2週間かかる
- 一般NISAとつみたてNISAの併用ができない
- 損益通算ができない(NISA以外の投資から出た損益と合算できない)
一方NISAで得られるメリットは、次の5つとなります。
- 少額の投資で得た配当金や利益を手元に残せる
- 楽天証券のNISA口座では、国内株式の手数料が無料(投資信託や海外株式はそれぞれに手数料の額が違います)
- 楽天証券では100円からつみたてNISAが利用できる
- 楽天証券では、楽天ポイントでつみたてNISAが利用できる
- 確定申告をする必要がない

iDeCo
iDeCoとは、個人型確定拠出年金制度のことです。
国民年金や厚生年金などは、支払いが義務づけられています。その他に、任意で入ることができる年金の1つが、個人型確定拠出年金です。
個人型確定拠出年金は、掛け金を投資して運用することで、将来の受け取る年金額を増やせる可能性があります。(投資なので、運用に失敗して受取額が減る可能性も、もちろんあります)
- 毎月5,000円以上(1,000円単位)の掛け金を自分で選ぶ
- 年単位でも掛け金を支払える
- 投資先は31銘柄(投資信託、定期預金)
- 受け取り開始年齢を自分で選ぶ(60歳~70歳までの間)
- 受け取り方法を自分で選ぶ(一括or5年~20年の分割)
- 毎月の運営管理手数料は0円
これからご紹介するデメリットとメリットをよく検討して、利用するかどうかや利用方法を決めることをおすすめします。
iDeCoのデメリットは、次の5つとなります。
- 運用中の資産を自由に引き出せない(60歳まで)
- 運用期間が短いと、受取年齢が引き上げられることがある
- 脱退するには一定の条件がある
- 新規加入時、国民年金基金に2,777円の手数料を支払う他にも、避けられない手数料がいくつかある
- 退職金額、年金額、自分で選んだ受け取り年齢などによっては、逆に税金の支払いが必要になることもある(一番有利に年金を受け取る方法を検討する必要があります)
一方のiDeCoで得られるメリットは、以下の4つとなります。
- 運用で利益が出ても、実際は60歳以降までお金を受け取れないため、税金がかからない
- 1年間に支払った掛け金全額が、所得控除の対象となる
- 年金を一括で受け取るときは、退職所得控除で税金がお得になる
- 年金を分割で受け取るときは、公的年金控除で税金がお得になる
*『所得控除の対象になる』とは、税金計算をする時に、収入からiDeCoの掛け金を引けるので、源泉所得税や住民税が安くなるという意味です。
*『退職所得控除』『公的年金控除』とは、退職金や公的年金の受取額から、国が決めた金額を引いて税金計算ができるという意味です。普通は投資の運用益満額に税金がかかりますが、iDeCoでは受け取り額から一定の金額を引いて税金計算ができるので、税金がお得になります。

楽天証券の手数料とは?
楽天証券では、手数料のコースが2種類あります。
- 超割コース
- いちにち定額コース
どちらのコースが自分に合っているのかイマイチわからないという方のために、コースの詳しい内容と、どんな人が選ぶべきコースなのかを、徹底ガイドしていきます!
超割コース
超割コースは、10万円を超える金額を、2日以上の期間で運用していく方に向いています。
国内株式の1つの取引ごとの手数料が決めてあり、ポイントもつきます。
国内株式の手数料とポイントを表にまとめました。楽天ユーザーの評判にも“満足”とあった通り、業界最低水準の手数料となっています。
(税抜)
1回の取引金額 | 現物取引 | 信用取引 | ポイント |
5万円まで | 50円 | 90円 | 1ポイント |
10万円まで | 90円 | 1ポイント | |
20万円まで | 105円 | 135円 | 2ポイント |
50万円まで | 250円 | 180円 | 現物取引:3ポイント
信用取引:2ポイント |
100万円まで | 487円 | 350円
|
現物取引:5ポイント
信用取引:4ポイント |
150万円まで | 582円 | 現物取引:6ポイント
信用取引:4ポイント |
|
3,000万円まで | 921円 | 現物取引:10ポイント
信用取引:4ポイント |
国内株式以外の以下の商品でも、手数料や取引金額の1%のポイントが貯まります。
- 海外株式
- 投資信託(購入のみ)
- 金・プラチナ
- 先物取引
- 先物OP
超割コースを利用して大口取引をすると、自動的にさらにお得な手数料が適用されます。
大口取引は、常時“数百万円~数千万円”の規模で投資取引をする方に該当する可能性があります。
いちにち定額コース
いちにち定額コースが向いているのは、こんな方です。
- 10万円以下で、1日に何度も取引する方(デイトレード、FX)
- 長期保有目的でも、1日に10万円以内の投資しかしないと決めている方
- 10万円以下の投資と、IPO/PO取引もしたい方
- 10万円以下の投資と、立会外分売もしたい方
- 10万円以下の投資と、貸株サービスを使いたい方
- 10万円を超える取引を、1日に2回以上する方
1日の合計取引金額で手数料が決まります。
(税抜)
1日の合計取引金額 | 手数料 |
10万円まで | 0円 |
20万円まで | 191円 |
30万円まで | 286円 |
50万円まで | 429円 |
100万円まで | 858円 |
200万円まで | 2,000円 |
300万円まで | 3,000円 |
300万円超は、100万円ごとに1,000円追加 |
「いちにち定額コース」でのポイント付与については、楽天証券のホームページに記載されていなかったので、コールセンターに問い合わせをしてみました。
「いちにち定額コースは、ポイント付与サービスの対象外」とのことでした。
いちにち定額コースで1日のうちに同じ銘柄を売買すると、デイトレード割引が適用されるのも嬉しいシステムです。
デイトレード割引の例
A銘柄を100万円で買い、その日のうちにA銘柄を100万円で売ると、1日の取引合計額は200万円となり、通常の手数料は2,000円(税抜)です。
ここでデイトレード割引が適用されて、“売り”分の手数料が0円となり、手数料が858円(税抜)で済みます!
先ほどご紹介した国内・国外の商品内容をご覧頂くと、「投資」と一口に言っても、種類、リスクやリターン、運用の難易度など、商品によって内容がさまざまでした。
手数料のコース選択を迷った際は、お手持ちの資金や投資取引に使える時間などをイメージし、自分がしたい投資内容を具体的に決めてから、コースを選んでみて下さい。
ちなみに、
と感じたら、簡単にコース変更が可能です。
営業日の午後3:30までに変更の手続きをすると、翌営業日から新しいコースの手数料が適用されます。
楽天証券の『楽ラップ』は頼れるアドバイザー
楽ラップを簡単に言うと、「投資取引を担当者にお任せできる」サービスです。
- 楽ラップでできること
- 楽ラップのデメリットとメリット
をご紹介します。
楽ラップでできること
楽ラップに申し込むと、私たち投資家の適正に合わせて、こんなことをしてくれます。
- 投資先は、楽ラップが決めてくれる(主に国内投資信託と海外投資信託)
- 為替リスクにも対応してくれる
- 株式市場の動きに合わせて、その都度損失を少なくする投資内容に変えてくれるコースもある
より具体的にいえば、以下のようなサービスを丸投げできるものとなっています。
- “投資銘柄を決めるときに必要な調査”
- “運用中の経済情勢の調査”
- “実際の取引”
投資家の適正はどうやって分かるの?
楽ラップを申し込む前にロボアドバイザーによる運用コース診断を受けると、適性がわかります。
私も早速、楽天証券の楽ラップのページにある『簡単!!運用コース診断』をクリックしてみました。
すると、ログインしなくても16個の質問が次々に表示されます。
質問の内容は、
- 性別は?
- 年代は?
- 13問の心理テストのような質問
- 投資歴は?
- 総資産のうち、どれくらいを投資するのが適切ですか?
となります。
全ての質問に答えると、ロボアドバイザーが診断した“私自身の投資に対する考え方”が表示されました。
占いを読んでいるような気分になります。
『運用コースを見てみる』をクリックすると、「どんな商品をどれくらいの割合で運用するか」という内容の、自分だけのオリジナルな運用コースが表示されます。
ちなみに、私の診断結果は「国内株式18%、海外株式27%、海外債券36%etc…」でした。
と思ったら、楽天証券にログインして申し込みをします。
また楽ラップの利用には、総合口座が必要です。特定口座しか持っていない場合は、総合口座の申し込みから始めることになります。
楽天証券はネット証券会社なので、投資家1人1人に担当者がついてくれません。
という方は、ロボアドバイザーの診断だけでも受けてみることをおすすめします。
楽ラップのデメリットとメリット
楽ラップは、細かいことを考えずに投資し続けられるのが魅力ですが、楽天証券ユーザーからの評判では、「手数料が高い」というデメリットも出ていました。
楽ラップのデメリットは、以下の7つです。
- 5%以内の損失が出た利用者が約38%いる(2016年7月~2018年5月のデータ)
- 1年間契約の自動更新なので、やめたいときには忘れずに手続きが必要
- 申し込んだら翌々月まで解約できない
- 初期の投資費用が10万円必要
- 楽ラップは総合口座で投資取引をするので、確定申告のための年間取引報告書を自分で作成する必要がある
- 投資信託の運営費・管理費が必要(運用資産残高に年率(最大)0.288%をかけた金額)
- 手数料の支払いが必要
また手数料は、以下の2つのコースがあります。
- 固定報酬型・・・運用資産残高に年率(最大)0.702%をかけた金額
- 成功報酬併用型・・・上記の固定報酬型にプラスして運用益の5.4%をかけた金額
一方の楽ラップのメリットは、以下の5つです。
- 15%以内の利益が出た利用者が約57%いる(2016年7月~2018年5月のデータ)
- 運用コースの変更は年12回まで。運用結果の報告が定期的に届くので、細かくチェックして、運用方針を変更できる
- 楽ラップを開始するときの手数料は0円
- 「投資はしたいけど時間がない」という方でも、ローリスクで資産運用できるコースがある
- 積立投資にも対応している
楽ラップは「1人で投資取引をするのが不安」という方のためのサービスですが、デメリットとメリットをしっかり把握してから申し込むかどうかを判断なさってみて下さい。
最短で楽天証券の口座開設をしよう!
最後に、最短で楽天証券の口座開設をする7ステップをご紹介します。
不備がなければ、最短3日で口座開設をすることも可能です!
ここで選べるのは、下記の口座です。
- 特定口座or総合口座
- NISA口座
- 楽天銀行口座
- iDeCo
- 楽天FX口座
- 信用取引口座
事前にどの口座を選ぶのかを決めておくと、スムーズに進めます。
今回もご紹介したマネーブリッジの特典を得るためにも、楽天銀行口座も一緒に作っておくことをおすすめします。
スマホのカメラで撮影した本人確認書類をアップロードするだけなので、簡単です。
本人確認書類は、下記のうちのどれかです。
- 運転免許証
- パスポート
- 健康保険証
- 住民票
- 個人番号カード
- 印鑑登録証明書
- 在留カード
*写真つきの書類がない場合は、2点必要になります。
オンライン上の手続きはここまでです。楽天証券から封書が来るのを待ちましょう。
『ログイン情報のお知らせ』という書類が入っています。書かれているIDとパスワードを入力して、ログインしましょう。
iSPEEDは、これから投資取引をするのにとても役立ちます。
この機会にダウンロードして、画面や使い勝手をチェックしてみて下さい。マイナンバーの登録が終了すれば、投資取引を開始できます!
安全性は高いの?楽天証券のセキュリティ機能とは
最後に、楽天証券を実際に利用するにあたって、ぜひ意識してほしいセキュリティ面についてお話しておきます。
楽天証券では、セキュリティ面においても厳重な取り組みをしており、その機能は非常に豊富です。
ただ、いくら楽天証券が頑張ったとしても、利用者側の環境によっては、それら対策の効果も薄れてしまうのです。
では、まず自身でどういった対策をとるべきかを把握するまえに、楽天証券が取り組むセキュリティ機能についてからみていきましょう。
危険から守る!楽天証券の豊富なセキュリティ機能
楽天証券では、利用者の情報や資産を守る目的で、様々なセキュリティ機能や対策ををしています。
たとえば、以下のような豊富な機能が、楽天証券では実装されているのです。
- ログイン情報を盗ませないためのマウス入力機能
- 不正ログインを見極めるログイン履歴機能
- マイナンバー情報は暗号化し徹底された管理環境で保管
- ブロックチェーン技術で分散認証を行う強固な本人確認機能
- 公式の楽天証券サイトかすぐわかる「EV SSL証明書」を採用
- なりすましメールを防ぐための電子署名システム
- 出金時や情報変更時に通知機能
- 不正出金へのロック機能
サッと見るだけでも、安全面に配慮された、これだけの機能が実装されています。
より詳しく知りたい方は、公式HPの「楽天証券のセキュリティへの取り組み」を参照してみましょう。
楽天証券が、どれほどセキュリティに力を入れているのかがわかります。
でも足りない?自身でもセキュリティ対策が必要
いくら楽天証券が万全のセキュリティ対策をとっていたとしても、自身が利用するデバイス環境やネットの利用環境が危険な状態では、その安全性も当然ながら低下させてしまいます。
自身の情報を危険から守るためにも、以下の3つの項目については、しっかりと自身で確認するようにしてください。
詳しくは後述します。
- デバイスの動作環境は楽天証券が推奨しているものか
- ネットの利用環境は安全な状態か
- ログイン情報の管理やロックは徹底しているか
では順に解説していきます。
デバイスの動作環境は楽天証券が推奨しているものか
まず利用しているデバイスの動作環境(OSやブラウザのバージョン)ですが、それは楽天証券が推奨している環境に合っているでしょうか。
これらがもし合っていない場合、いくら楽天証券側でセキュリティ対策を万全にしていても、上手く動作してくれない可能性があります。
推奨する動作環境については、公式HPの「閲覧・動作推奨環境」より確認ができますので、PCだけでなくスマートフォンやタブレットに関しても併せて確認するようにしましょう。
OSやブラウザのバージョンは、最新のものにしておくことをおすすめします。
ネットの利用環境は安全な状態か
動作環境が整っているのなら、次に確認すべきはインターネットを利用する環境です。
以下のチェック項目より、順に確認していき、万全でないようであれば対策を実施するようにしてください。
- ウイルス対策ソフトを利用しており最新の定義ファイルである
- フリーWiFiに接続していない
- 不審なメールのURLや添付ファイルはいじらない
これらどれもが重要なことではありますが、フリーWiFiの利用や不審なメールについては、日常的なこととなりますので、ぜひ意識していただきたいことです。
フリーWiFiといえば、公共の場所でホテルやカフェなどによく設置されている、無料WiFiのことを指します。
これは不特定多数の方が利用でき、またセキュリティ面でも弱いことが大半です。
つまりこうしてネット環境のまま、必要情報を入力したりしてしまうと、その情報が丸見えとなってしまうこともあるのです。
大切な情報を扱う際は、フリーWiFiの利用は最初から避けておくことが大切です。
また不審なメールについては、添付しているファイルのダウンロードや、URL先サイトに接続してしまうことで、ウイルス感染をしてしまったり、情報が抜き取られる可能性もあります。
少しでも不審に感じたら、カスタマーセンターに問い合わせ、事実確認を徹底していきましょう。
ログイン情報の管理やロックは徹底しているか
ログイン情報の中でも、とくにパスワードについては、必ず複雑なものを設定するようにしてください。
このパスワードが甘いために、不正ログインされて被害を受けてしまう事例は、こういった証券会社に限らず後を絶たないのが現状です。
パスワードについては、以下のことを意識して設定するようにしてください。
- 他サイトで使用しているものは避ける
- 生年月日などから推測できるものを避ける
- 数字や文字、記号も全て混ぜる
- 定期的にパスワードは変更する
資産を守るための対策なので、抜かりないようにすることが大切です。
またこれら情報の管理についてですが、間違ってもPCなどの端末上に暗号化せずに保存することはしないでください。
これはクラウド保存についても同様のことがいえます。
ウイルス感染をしてしまえば、PCの動きや内部情報も抜き取られてしまう可能性があるのです。
つまり保存するのであれば、紙などのアナログな方法で管理することが、最も安心できる方法でしょう。
楽天証券は日々進化して「かなり優秀」
楽天証券の評判から始まり、楽天証券でできる投資取引について詳しくご紹介してきました。
今回楽天証券の評判を調べて分かったのは、「1年以上前の評判は、情報が古い」ということです。
楽天証券のサービスは日々進化していて、「以前は“無くて不便”と評判が多かった商品やサービスが、1年後には導入されている」なんてこともよくあります。
楽天証券の評判を参考にする場合には、直近1年以内の情報だけを見ることをおすすめします。
今回ご紹介した情報を参考に、あいまいな情報に流されずにしっかりと資産形成をしていきましょう!