消費者金融の大手である「プロミス」は、審査が通りやすいと言われています。
しかし、審査通過率は45%前後となっており、誰でも審査を通過できるというわけではありません。
この記事では、プロミスの審査内容や難易度はもちろん、通りやすい人の特徴や審査通過するためのコツなども詳しく解説しています。
さらには。プロミスの審査に落ちた際の対応策についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
では始めていきましょう!
もくじ
プロミスの審査は通りやすい?
消費者金融のプロミスは知名度が高く、ネットなどの口コミでは借りやすいと評判です。
しかし、実際はきちんとした審査が行われるため、決して他の消費者金融より借りやすいという訳ではありません。
借りやすいと言われるのは、即日融資に対応し、アルバイトやパートでも借り入れできるからです。
他の消費者金融でも、審査の難易度が大きく変わることはありません。
銀行から融資を受けるより審査は通りやすいですが、誰でも審査を通るわけではないので注意しましょう。
審査通過率は年々上がっている
プロミスでは毎年審査の通過率を公開しています。
- 2009年:37.05%
- 2010年:36.71%
- 2011年:34.75%
- 2012年:36.96%
- 2013年:40.65%
- 2014年:39.63%
- 2015年:41.1%
- 2016年:43.55%
- 2017年:42.89%
- 2018年:45.42%
- 2019年:45.15%
以上がプロミスの審査通過率の平均です。
多少上下していますが、年々上がっていることが分かります。
審査内容については公表されていませんが、審査が年々通りやすくなっていると言えるでしょう。
プロミス以外の大手消費者金融であるアコムやアイフルも審査通過率は、45%前後となっているため、プロミスだけが通りやすいわけではありません。
プロミスの審査はどのように行われる?
ここからは、プロミスの審査がどのように行われているのか解説していきます。
審査に通るためのコツもご紹介しているので、申し込み前にチェックしておきましょう。
一次審査で使用されるスコアリングとは
一次審査では、スコアリングと呼ばれるコンピュータによる審査が行われます。
スコアリングとは、
- 信用情報
- 雇用形態
- 勤続年数
- 他社からの借り入れ状況
などを、自動でチェックする審査方法のことです。
その結果点数が付けられて、どの程度の限度額で融資できるかが自動判定されます。
この段階は仮審査とも言われており、申し込んだ内容に偽りがなく、金融事故などを起こしていなければ通る審査です。
金融事故を起こしていたり、職に就いていなければ、一次審査でも落とされることになります。
この審査は、おおよそ30分程で結果が知らされることになります。
申請が多く、混み合っているときは時間がかかることがあります。
一次審査を通るためのコツは?
一次審査では、申し込んだ内容に嘘がないかをコンピュータで自動チェックしています。
少しでも審査に通りやすくするためと思い、嘘の年収や勤続年数などを記入してしまうと、審査に落ちることになります。
一次審査を通るコツは、嘘偽りなく事実で申込みをすることです。
過去に借り入れをしたことがあれば、すでに顧客情報は共有されており、嘘を入力しても結局はバレてしまいます。
消費者金融を利用するのが初めての人は不安に感じるかもしれませんが、過去にトラブルがなく、収入があれば審査は難なく通過できるでしょう。
二次審査は機械ではなく人が担当している
一次審査を通過すれば、本人確認書類の提出や職場への在籍確認が行われます。
一次審査とは違い、審査担当者が確認して審査をしています。
コンピュータではなく、人が申し込んだ内容と提出した書類とで内容に相違がないか、職場にはきちんと在籍しているかを確認します。
基本的には、問題がなければ審査はそのまま進んでいきますが、書類に不備があったり在籍確認が取れない場合は、本人に電話での確認が入ることがあります。
本人への確認電話に出られないと審査が遅れたり、審査結果に影響することがあるので、きちんと対応しましょう。
二次審査を通るためのコツは?
二次審査に通るコツは、一次審査と同じように申し込んだ内容と、提出書類に異なる点がないようにすることです。
つまり、嘘偽りなく事実を記入して申し込みすることが重要になります。
基本的なことですが、事実と異なる内容で申し込みをして、審査に落ちている人も多いです。
また、電話が来た場合には、きちんと対応することも大切です。
普段は電話に出ないようにしている人も、審査している間は電話対応できるようにしておきましょう。
プロミスの審査を通るための条件とは
ここからプロミスの審査に通るための条件を解説していきます。
プロミスの審査に通るためには、
- 働いていて収入がある
- これまでに返済の延滞・遅延がない
- 同時にプロミス以外のサービスに申し込まない
- 申し込みの際に嘘の申請をしない
- 本人確認にきちんと対応する
の5つが大切です。
1つでも条件を満たしていないと、審査に通らない可能性が高くなります。
それでは次から詳しく解説していきます。
1:働いていて収入がある
安定した収入がない人に対しては、プロミスは融資できません。
安定した収入とは、数ヶ月間継続して給料を受け取っていることをいいます。
主婦や学生でも、アルバイトやパートをしていれば審査は通過できます。
いくら収入があっても、次々と仕事を変えていたり、日雇いで働いていると審査は通らないので注意しましょう。
ただし、プロミスは総量規制の対象となるため、年収の3分の1を超える金額を借り入れることはできません。
アルバイトやパートでは年収が低いので、利用できる金額も少なくなります。
2:これまでに返済の延滞・遅延がない
これまでに、金融機関のローンやクレジットカードなどで延滞をした経験があると、審査に悪影響がでます。
延滞はすぐに解消していれば問題ありませんが、数ヶ月支払いが滞っている場合は、消費者金融の審査には通らないでしょう。
一度金融事故として登録されてしまうと、5〜10年は信用情報が残ったままになり、ローンを組めなくなります。
自分の信用情報は、信用情報機関である「CIC」などから、信用情報の開示請求ができます。
「500~1,000円程度」の手数料が必要となりますが、不安な場合は自分の信用情報を確認しておくといいでしょう。
3:同時にプロミス以外のサービスに申し込まない
プロミスで審査をしているときに、他の消費者金融などの金融機関に申し込むと、審査に悪影響になります。
申し込みなどの情報は、すべて共有されているため、必ずバレてしまいます。
審査に落ちたときのことが不安で複数の金融機関に申し込みたくなりますが、必ず1つずつ申し込みしていきましょう。
4:申し込みの際に嘘の申請をしない
繰り返しになりますが、申込みの際に嘘の情報が含まれると審査には通らなくなってしまいます。
前述したとおり、信用情報は金融機関で共有されているので、他社からの借入金額などは嘘を記入してもバレてしまうのです。
少しでも審査に有利になるように申請したくなりますが、全くの逆効果になってしまいます。
必ず正直に申請をしましょう。
5:本人確認にきちんと対応する
本人確認のためにかかってくる電話には必ず本人が対応しましょう。
審査の電話と聞くと、初めての人は緊張するかもしれませんが、聞かれたことに正直に答えるだけです。
身構える必要はありませんが、電話の対応を丁寧にするのも大切になります。
プロミスで即日融資を受ける方法は?
プロミスは即日融資に対応しています。
ここからは即日融資を受ける方法を解説していきます。
即日融資を受けるには、
- 仮審査を受けておく
- なるべく早い時間に申し込む
- 提携銀行の口座を活用する
- 必要書類を事前に準備しておく
- 本人確認に対応して審査をスムーズに進める
- WEBから申込む
の3つが大切です。
次から詳しく解説していくので、即日融資を受けたいと考えている人はチェックしていきましょう。
1:仮審査を受けておく
プロミスには、3秒で審査結果が分かる仮審査があります。
この仮審査は「生年月日・年収・他社の借入額」の3つの情報を入力するだけで、審査結果が分かる審査です。
これらの3つの情報を入れることにより、次のプロミスの借入基準に当てはまるのかどうかを審査することができます。
生年月日により借入基準の年齢なのか、年収を入力することにより年収に対して借入金額は妥当かどうかということです。
もしも仮審査を受けて、落ちてしまったとしても、目安となる仮審査のため本審査では通ることももちろんあります。
また仮審査を受けることによって、データが残ることもないため、本審査に悪影響を与えることもありません。
つまり、気軽な気持ちで仮審査を受けて、ある程度の借入可能額を判断することができるわけです。
この機能を大いに活用すれば、ムダな時間を割くことなく、本審査へ臨むことができるでしょう。
2:なるべく早い時間に申し込む
即日融資を利用したいなら、可能な限り早い時間に申し込む必要があります。
通常の振込による借り入れなら、14時までに申し込みをしないと即日融資は受けられません。
来店で20時までに申し込み、自動契約機で契約すれば、その日のうちにカードを受け取れます。
カードさえあれば、コンビニなどに設置してあるATMで、すぐに借り入れができます。
プロミスは、自動契約機を全国に1,000台以上設置しているため、近くに自動契約機がある人も多いでしょう。
ただし、いくら申し込みの時間が早いとはいっても、必ず即日融資を利用できるというわけではありません。
審査の状況などによっては利用できない場合もあります。できるだけ余裕をもって利用することをおすすめします。
3:提携銀行の口座を活用する
借り入れの際に、もしあなたが以下の銀行口座を持っていれば、よりスムーズに振込が完了します。
- ゆうちょ銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- ジャパンネット銀行
これらの口座を利用することにより、24時間いつでも10秒で振り込まれる「瞬フリ」というサービスを利用することができます。
こちらの銀行の口座をお持ちの方は、利用してスピーディーに借り入れをしましょう。
4:必要書類を事前に準備しておく
一次審査を通過すれば、本人確認のための書類が必要になります。
これら提出書類は、一次審査の結果を待つ間に準備しておくとスムーズに審査が進みます。
郵送での提出になると時間がかかってしまい、審査が遅くなるので専用アプリやメール添付で提出しましょう。
準備しておく必要書類は?
申し込みには本人確認の書類が必要になります。
本人確認の書類は、
- 運転免許証
- パスポート
- 健康保険証+住民票
のいずれか1つが必要になります。
希望の借入金額が50万円を超える場合、他社からの借入合計が100万円を超える場合は、収入証明書類も必要になります。
収入証明書類は、
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 給与明細書(直近2ヶ月分)
のいずれか1つが必要になります。
また、外国籍の人は「在留カード」か「特別永住者証明書」のどちらかが必要です。
準備が難しい書類ではありませんが、提出が遅れると融資が遅れてしまうので、一次審査の申し込みをしたらすぐに準備しましょう。
5:本人確認に対応して審査をスムーズに進める
本人確認のための電話は時間帯にもよりますが、申し込み後すぐにかかってきます。
この電話に出られないと審査がスムーズに進まないので、融資のスピードを上げるためにも必ず対応しましょう。
6:WEBから申込む
プロミスでスムーズに即日で借り入れをしたいのであれば、WEBからの申し込みがおすすめです。
WEBからの申込みであれば、その日のうちに「審査→契約→借り入れ」をすることができます。
WEB申し込みには、「カンタン入力」と「フル入力」の2パターンありますが、おすすめはフル入力。
理由としては、WEB申し込みでもこのどちらのパターンを選ぶかによって、審査時間が異なるためです。
フル入力の申し込みでは、電話でのやり取りをする必要がなく、申し込み後の対応はメールのみで完結します。
プロミスを利用する際に知っておきたいこと
プロミスは消費者金融の大手で利用者も多く、安全性も抜群ですが、初めて利用する人は不安もあるでしょう。
そこで、ここからはプロミスを利用する際に知っておきたいことをまとめています。
在籍確認でプロミスの利用はバレる?
プロミスでは、本当に申告した勤務先に在籍しているのかを電話で確認しています。
職場に消費者金融から電話がかかってくると、
と思われるかもしれません。
しかし、電話では担当者の個人名で名乗り、プロミスであることは伝えません。そのため、プロミスの利用はバレることはないでしょう。
また、仮に職場で電話を取った人が疑ったとしても、担当者は非通知で電話をかけるので、発信元がバレることもありません。
ただし、普段はほとんど電話連絡が来ないような職場に勤めている人は、電話が来た理由を聞かれることもあるでしょう。
「クレジットカードの審査」「保険の営業」など、同僚や上司に説明できる理由を予め用意しておくことをおすすめします。
カードが届くと家族に利用がバレてしまう可能性がある
書類の提出を郵送にしたり、カードを発行すると自宅にプロミスからの郵送物が届いてしまいます。
その結果、家族に消費者金融の利用がバレる可能性があります。
自宅にカードなどの郵送物を届けたくない場合は、Webで書類提出し、カードの発行はしないか自動契約機で発行をしましょう。
高金利に設定されることが多い
プロミスの金利は、4.5〜17.8%となっていますが、初めての利用では17.8%が適用されることがほとんどです。
返済計画を立てる際は、必ず上限金利である17.8%で計算しましょう。
また、他の消費者金融も同様に上限金利が適用されることが多いため、金利の比較は下限ではなく上限金利で行いましょう。
プロミスの審査に落ちたらどうする?
安定した収入があり、金融事故を起こした経験がなくても、審査内容がはっきりと公表されているわけではないため、審査に落ちることはあります。
ここからは審査に落ちたときにどうすればいいか解説していきます。
他の消費者金融に申し込む
消費者金融は情報を共有していますが、審査の基準は異なります。
プロミスで審査に落ちたからと言って、他の消費者金融で審査が通らないとは限りません。
審査結果が出て時間が経ってから、他の消費者金融に申し込んでみましょう。
ただし、同時に複数の消費者金融に対して申し込みをすると、マイナスの評価をされてしまいます。
必ず1つずつ審査を申し込みましょう。
以下の記事では、審査がやさしめで限度額以内なら何度でも借入可能な「カードローン」のおすすめを紹介しています。
ジャンル別に分けて紹介しているので、自身にとって最適なものを見つけるのにお役立てください。

家族や友人から借りる
消費者金融が利用できないときは、家族や友人から借りることも検討してみましょう。
家族や友人からの借り入れは金利もかからず、消費者金融よりもお得です。
きちんと借用書を作成して、お願いしてみましょう。
ただし親しい間柄とはいえ、お金の貸し借りをするとなると、嫌がられることもあるので注意しましょう。
クレジットカードを活用する
クレジットカードには、キャッシング機能が付いているものがあります。
すでにクレジットカードを所有していれば、すぐにキャッシングを利用できます。
また、クレジットカードの引き落としは翌月・翌々月であることが多いです。
これまで現金で支払っていた場合は、支払いをクレジットカードに変更することで、支払いまで「1~2ヶ月間」は余裕をもてます。
まだ、クレジットカードを持っていないという方は、これを機に発行を検討してみても良いでしょう。
節約効果も期待できるので、持っていて損はないはずです。

個人向けのファクタリングを利用する
ファクタリングは、まだ現金化していない売掛債権をファクタリング会社に譲渡して現金化するサービスです。
主に企業向けに展開されていますが、個人向けの給料債権を現金化するサービスもあります。
このサービスを利用すれば、貰える予定の給与を先に現金で受け取れます。
手数料がかかるため、給与の8割程度にはなりますが、融資ではないため仮に金融事故を起こしていても利用できます。
不動産担保ローンを利用する
この方法の場合は、所有する不動産を担保とするため、どうしても時間はかかってしまいます。
しかし、審査が通りやすい融資方法であること、大きな金額を借り入れられる可能性があることを考えると、メリットが目立つのも事実。
ただし、不動産を担保にできるかどうかは、その不動産の価値にもよります。
その価値(査定結果)が高ければ、その分多く借り入れをすることもできますし、逆もまた然りです。
もし価値のありそうな不動産を所有しており、また「大きな資金が必要だ!」という場合は、不動産担保ローンも検討してみましょう。
不動産担保ローンについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
基本知識にも触れていますので、気になる方は参考にしてみるといいでしょう。

ただし返済不能となった場合は、担保となる不動産は、失うリスクも理解しなくてはなりません。
利用するのなら、返済計画をしっかりと立ててから、申込みはするようにしましょう。
プロミスの審査内容を知ってスムーズにお金を借りよう
プロミスの審査内容や審査を通るための条件、知っておきたいことなどを解説しました。
アルバイトやパートでも利用可能で、即日融資ができるといっても、決して簡単な審査ではありません。
きちんと要点を押さえておく必要があります。
また、もし借り入れがむずかしかったとしても、他にも方法はいくつかあります。
ここで紹介した内容が、現状から抜けるヒントになれば幸いです。
ぜひ今回の記事を参考にして、スムーズに借り入れをしていきましょう!