という情報は知っていても、具体的に、
という点を、ピンポイントで教えてくれる人はいません。
ネット銀行の使い方は人それぞれですが、今回は全ての人に当てはまる下記の2点にポイントを絞りました。
- 生活に便利
- 資産運用で高い利益を出したい
私も膨大な情報に埋もれていましたが、上記2点にポイントを絞ってネット銀行を選び、上手にお金をコントロールし始めています。
突き抜けてサービスが良いネット銀行だけを、厳選してご紹介します!
またネット銀行の危険性や対策についても触れていますので、そちらも併せてご活用ください。
では早速、普段使いに活用できるおすすめのネット銀行から見ていきましょう。
もくじ
普段使いのおすすめネット銀行の比較と選び方
まず普段使いのネット銀行の選び方ですが、下記の4点で選ぶのがおすすめです。
- 普通預金金利が高い(生活資金と資産運用資金は分けるけど、普通預金金利もなるべく高い方がいい)
- 振込手数料が安い(振込処理が多い方に重要)
- ATM手数料とATM設置数(お金を使う都度ATMを利用する方に重要)
- クレジットカードとの連携(キャッシュレス派の方に重要)
早速、具体的にご紹介していきます。
普通預金金利0.1%以上のネット銀行
メガバンクの普通預金金利にすら期待できない時代です。
ネット銀行も状況は変わりませんが、普通預金金利は少しでも高い方がいいのは確実です。
たとえば生活資金用通帳に常時30万円を預け入れているとすると・・・
- 普通預金金利0.001%なら 30万円×0.001%=3円
- 普通預金金利0.1%なら 30万円×0.1%=300円
どちらも微々たる金額ですが、3円ではさすがに何も買えません。
小さな積み重ねを意識して、お金に関するアンテナを高くはるのがおすすめです。
(2019年3月時点の普通預金金利。将来変更になる可能性があります)
(金利の高い順に並べています)
ネット銀行名 | 普通預金金利 | 条件 | メリット・デメリット |
イオン銀行 | 0.12% | イオンカードの利用他条件によって金利が0.03%~0.12% | イオンヘビーユーザー以外は0.12%にならないが、0.03%でも国内普通預金金利最低水準ではない |
GMOあおぞらネット銀行 | 0.11% | 証券コネクト口座を開設する場合 | 証券コネクト口座は、持っているだけでOK。(投資をしなくてもいい) |
楽天銀行 | 0.10% | 楽天証券と連携させる場合 | 楽天証券口座は、持っているだけでOK。(投資をしなくてもいい) |
東京スター銀行 | 0.10% | 給与受取口座に指定 | 給与受取口座だけ変更して支払口座変更が面倒な場合でも“、振込手数料月3回まで無料”他特典がある |
普通預金0.1%以上になるには必ず条件があり、イオン銀行以外は、簡単にクリアできる条件です。
普通預金金利0.001%に見慣れた時代に、100倍の0.1%以上は魅力です。
店舗に足を運ばず、開設から利用まで全てネットで完結するのが、ネット銀行を利用する最大のおすすめポイントです。
などと思えるネット銀行を選びましょう!
振込手数料
上記4社の振込手数料を比較します。
という方にとっては、“月数百円の手数料が発生するかどうか”は重要なチェックポイントです。
ネット銀行名 | 振込手数料 (上限回数) |
上限回数以降の 振込手数料 |
イオン銀行 | 0円 (月5回まで) |
イオン銀行宛:0円 他行宛:216円 |
GMOあおぞらネット銀行 | 0円 (月1回まで) |
GMOあおぞらネット銀行宛:0円
他行宛:154円 (GMOクリック証券の入出金手数料は無料) |
楽天銀行 | 0円~ (楽天銀行宛などの条件によって) |
楽天銀行宛:0円
他行宛:103円~258円 (楽天証券の入出金手数料は無料) |
東京スター銀行 | 0円 (月3回まで) |
東京スター銀行宛:108円~432円 他行宛:214円~864円 |
先ほどご紹介した、
- 普通預金金利0.1%以上になる条件を満たす
- 振込手数料無料(月複数回)
となる銀行は、イオン銀行と東京スター銀行です。
GMOあおぞらネット銀行は、元々国内最低水準の手数料を提供している上に、月1回の振込手数料0円を全ての人が使えます。
楽天銀行は、取引内容や取引金額によって振込手数料が細かく分かれています。
ATM手数料とATM設置数
上記4社のATM手数料とATM設置数をご紹介します。
「現金支払いが基本。必要なときに必要な分引落しする」という方にとっては、“ATM引出し手数料が安い”&“身近にATMがある”は重要なポイントです。
ネット銀行名 | ATM引出し手数料 | ・ATM設置数 ・主な設置場所 |
イオン銀行 | 0円 | ・全国6,000台以上 ・イオン、MaxValu、ミニストップ他 |
GMOあおぞらネット銀行 | 0円 (利用ステージによって 月2~15回) 以降、108円 |
・全国24,000台以上
・セブンイレブン、イトーヨーカドー他 |
楽天銀行 | 216円~270円 (利用ATMによって) |
・全国80,000台以上 ・セブン銀行、イオン銀行、Enet、ローソン、ゆうちょ銀行他 |
東京スター銀行 | 0円
(セブン銀行のみ |
・全国53,000台以上 ・東京スター銀行、セブンイレブン、ゆうちょ銀行他 |
入金手数料については、楽天銀行以外の3社は0円、楽天銀行のみ3万円未満216円~270円となります。
しかし、全国のどの地域もカバーしているのは、楽天銀行です。
他3社は、お住まいの地域によってはATMがお近くにない可能性があることにご注意下さい。
クレジットカードと連携した特典があるおすすめのネット銀行を比較
ネット銀行とクレジットカードの連携とは、「クレジットカード利用料金の引落しをネット銀行口座に指定する」ことを言います。
下記のような特典があります。
- ATM手数料、振込手数料が「無料」、もしくは「安くなる」
- カードローン金利が下がる
- ポイント還元率が上がる
次はキャッシュレス派の方のために、クレジットカードの年会費の有無もチェックしながら、お得に生活できるネット銀行を紹介しておきます。
どれも厳選したものとなりますので、ぜひ参考にしてみてください。
(税抜き表示)
ネット銀行名 ⇔ クレジットカード名 |
年会費 | ポイント還元率 | その他特典 |
イオン銀行
⇅ |
無料 | ・1%
・その他イオン内でポイントがたまるプログラム多数あり |
・普通預金金利が高くなる
・ATM手数料・振込手数料月5回まで無料 ・20日、30日イオン関連店でのお買い物代金5%オフ ・イオンシネマ割引 |
楽天銀行
⇅ |
無料 | ・基本は1%。 ・その他ポイント還元率がアップするプログラム多数あり |
・入会時ポイント付与
・普通預金金利が2倍になる(楽天証券との連携で最大5倍) |
住信SBIネット銀行
⇅ |
初年度無料 次年度から900円(10万円以上利用で無料) |
・0.5%
・ミライノカードポイントを住信SBIネット銀行のポイントに交換すると1.0% |
・カードローン金利年0.1%引き下げ
・利用状況によってATM手数料、振込手収料が無料になる |
ジャパンネット銀行
⇅ |
1,250円 | お買い物で利用したサイトが規定しているポイント還元率の最大20倍 | カード作成時にマイ・ペイすリボ(リボ払い方式)を選択すると年会費無料 |
「使える幅が広い」という意味では、楽天銀行と楽天カードの連携が優秀です。

年会費無料ですし、楽天グループを活用することでポイントが最大20倍までUPします。


資産運用で増やせるおすすめのネット銀行を徹底比較!
資産運用のネット銀行は、下記の3点で選ぶのがおすすめです。
- 定期預金金利(ローリターンでも確実に増やしたい方むけ)
- 外貨預金金利(ハイリスクでもハイリターンを狙いたい方にむけ)
- 証券会社との連携(投資をする方むけ)
具体的にご紹介していきます。
定期預金金利0.1%以上のネット銀行
定期預金金利も、積み立て自体が無駄に感じるような低金利が多い時代です。
その中でも、0.1%以上の定期預金金利のネット銀行を選ぶのがおすすめです。
資産形成情報を広くご紹介するため、インターネット支店を設けている銀行も含めています。
ちなみに、インターネットバンキングは含めません。
インターネットバンキングはネット銀行やインターネット支店と違って、利用するだけで毎月手数料が発生するからです。
(2019年3月時点の定期預金金利。将来変更になる可能性があります)
(最高金利が高い順に並べています)
ネット銀行名 | 定期預金金利 | 条件 | ×→デメリット
〇→メリット |
オリックス銀行 インターネット取引専用 |
0.15% ~0.30% |
金利0.30%は、5年もの・100万円以上 | ×利用するにはまとまった資金が必要(最低100万円) |
あおぞら銀行 インターネット支店 |
0.15% ~0.25% |
金利0.25%は、1年もの | ×利用するにはまとまった資金が必要(最低50万円)
〇運用期間が幅広い(6ヶ月~5年) |
SBJ銀行 インターネット支店 |
0.10% ~0.25% |
金利0.25%は、5年もの・上限100万円 | 〇1円以上・1円単位で定期預金可能
〇運用期間が幅広い(1週間~5年) |
じぶん銀行 | 0.15% | 『デビュー応援プログラム』から、新規に定期預金をする場合。1年もの | ×『デビュー応援プログラム』対象期間終了後は、0.03%~0.05% |
静岡銀行 インターネット支店 |
0.11% | 特になし | 〇1万円以上で定期預金可能
〇運用期間が幅広い(1ヶ月~10年) ・キャンペーンで破格の高金利が出ることがある(指定期間内に口座開設をすると0.5%など) |
大和ネクスト銀行 | 0.08~0.10% | 金利0.10%は、3ヶ月以上 | ・運用期間幅広い(1ヶ月~5年) |
まとまった資金がない場合は、SBJ銀行の上限100万円の定期預金が魅力です。
定期預金は元本が保証される資産運用方法で、ネット銀行の定期預金金利水準は高めです。
という方針の方におすすめです。
外貨預金金利0.3%以上のネット銀行
とお悩みの方に、下記の3点を表にしてご紹介します。
通貨リスクの高い国も含めて、とことん高いリターンにこだわって見ていきましょう!
- 外貨預金金利も外国定期預金金利も0.3%以上の通貨があるネット銀行
- 各ネット銀行の中から一番高い金利の通貨
- 一番高い金利の通貨にかかる為替手数料
をご紹介します。
*外貨預金については、後ほどわかりやすくご説明します。
(2019年3月時点の情報。将来変更になる可能性があります)
(外貨預金金利が高い順に並べています)
ネット銀行名 | 外貨預金金利 | 外貨定期預金金利 | 為替手数料 |
住信SBIネット銀行 | 3.60%
(南アフリカランド) |
6.00%
(南アフリカランド・6ヶ月) |
南アフリカランド14銭 |
ジャパンネット銀行 | 3.09% (南アフリカランド・100,000ランド以上) |
1.215%
(豪ドル・100,000豪ドル以上・1年もの) |
・南アフリカランド・15銭
・豪ドル30銭 |
楽天銀行 | 3.00% (南アフリカランド・5000ランド以上) |
65.00%
(南アフリカランド・7日) |
南アフリカランド・30銭 |
じぶん銀行 | 2.25%
(南アフリカランド) |
35.00%
(南アフリカランド・100,000ランド以上) |
・南アフリカランド引出しのみ20銭 |
東京スター銀行 | 2.10%
(南アフリカランド) |
40.00%
(南アフリカランド・1ヶ月もの・預入場所によって一定額以上) |
・南アフリカランド0.12円~0.25円 |
ソニー銀行 | 2.10%
(南アフリカランド) |
25.00%
(南アフリカランド) |
0.20円 |
みずほ銀行 インターネット支店 |
0.35% (米ドル) |
0.950%
(ニュージーランドドル・1年物 |
預入1,000円
引出し500円 |
三菱UFJ銀行 インターネット支店 |
0.30% (豪ドル) |
0.82% (米ドル・1年もの・10万ドル以上) |
・豪ドル50銭
・米ドル25銭 |
■ 南アフリカランドとは
南アフリカランドとは、南アフリカ地域の3国で使われている通貨です。
資源国で経済成長が著しいのですが、インフラ整備がされていないなど、国としての信頼度が低いのがネックです。
「大きな値動きで損する」、「安定してハイリターンを得られる」どちらの可能性も高い通貨です。
とお悩みで、ネット銀行を決めきれない場合は、政治・経済の情報が入りやすい米ドルから始めるのがおすすめです。
各ネット銀行の米ドル預金における金利一覧表
次にネット銀行において、外貨預金「米ドル」の金利を見てみましょう。
(2019年3月時点の情報。将来変更になる可能性があります)
(外貨預金金利の表の順に並べています)
ネット銀行名 | 米ドル預金金利 | 米ドル定期預金金利 | 為替手数料 |
住信SBIネット銀行 | 0.70%
|
2.300%
(1年もの・10,000ドル以上) |
4銭 |
ジャパンネット銀行 | 0.51% (10,000ドル以上) |
2.315%
(1年もの・100,000ドル以上) |
5銭 |
楽天銀行 | 0.01% | 10.00%
(7日もの・500ドル以上) |
25銭 |
じぶん銀行 | 0.20%
|
5.00%
(1ヶ月もの) |
引出しのみ25銭 |
東京スター銀行 | 0.50%
|
13.00%
(1ヶ月もの・預入場所によって一定額以上) |
1円 |
ソニー銀行 | 0.70% | 2.40%
(3年もの) |
0.15円 |
みずほ銀行 インターネット支店 |
0.35% | 0.58%
(1年もの) |
預入1,000円
引出し500円 |
三菱UFJ銀行 インターネット支店 |
0.20% | 0.82% (1年もの・100,000ドル以上) |
25銭 |
外貨預金とは?
海外の通貨で預金するのが外貨預金です。
外貨預金は日本よりも金利が高いですが、リスクもあります。
リスクを理解した上で、効率のよい資産運用をご検討するのがおすすめです。
- 為替レートの変動で元本割れする可能性がある
- 頻繁に入出金すると、ネット銀行に支払う為替手数料で元本割れすることがある
- ペイオフ対象外(銀行自体が倒産したときのための、1000万円までの元本保証がない)
- 常に外貨預金した国の情勢や金利変動情報を収集して、対策する必要がある
外貨預金は金利が高いので、ネット銀行が提供している金利方式にもこだわりましょう。
金利方式は下記の2つです。
- 単利方式
- 複利方式
簡単にご説明すると、以下のような意味となります。
- 複利方式:元本&利息の合算額に利息がつく方式
- 単利方式:常に元本のみに利息がつく方式
ネット銀行の外貨預金で資産運用をするなら、複利方式を選ぶのがおすすめです。
証券会社と連携した特典があるネット銀行
投資で資産運用したい方は、ネット銀行と証券会社を連携させると、資金移動のストレスがなくなります。
連携による特典で、生活がますますお得になる可能性も高まります。
ネット銀行名⇔連携する証券会社名 | 連携による特典 |
住信SBIネット銀行⇔SBI証券 | ・SBI証券への入出金が便利で無料
・住信SBIネット証券からSBI証券口座を開設して利用すると、現金プレゼントがある ・普通預金金利0.001%→0.1% ・利用方法によってATM手数料や振込手数料が無料になる |
楽天銀行⇔楽天証券 | ・楽天証券への入出金が便利で無料
・普通預金金利が0.10%になる ・投資取引ごとに楽天ポイントが貯まる ・楽天ポイントを使って投資取引ができる |
大和ネクスト銀行⇔大和証券 | ・大和証券への入出金が便利で無料 |
証券会社に関しては、投資取引の種類や手数料など、他にも選ぶポイントが多数あります。
という方もいらっしゃると思いますが、生活のいたるところにサービスが入り込んでいる楽天グループは、おすすめできるポイントが多いです。

特定の利用目的があるなら~ネット銀行のピンポイントおすすめ情報
特定のサービスを頻繁に利用する方のために、ピンポイントでネット銀行をおすすめします。
さまざまなお店で使えるau WALLETを愛用していてポイントも貯めている方は、じぶん銀行からチャージが簡単にできます。
Yahoo!グループのサービス愛用者の方は、Yahoo!グループ内で決済が便利なスマホアプリのPayPay(支払いサービス)に、ジャパンネット銀行からチャージが簡単にできます。
また、ヤフオクで売る・買うを日常的にしている方は、ポイント還元率(Tポイント)が上がります。
上記のような連携特典は、「改善」と「改悪」が繰り返されています。
生活の中で、「使っているサービスを絞っている」という方は、ネット銀行との連携特典が新たにできていないかを、一度チェックしてみるようにしましょう。
海外でも使いやすいネット銀行のおすすめ情報
ここまでご紹介してきた銀行各社の中で、海外でも便利に使えるネット銀行があります。
ネット銀行名 | ショッピング手数料 | 海外での引出し手数料 | 必要なカード | 利用場所 |
ソニー銀行 | 外貨普通預金口座に残高があれば0円 | 外貨普通預金口座に残高があれば、(ATM手数料+事務手数料1.76%) | SonyBankWALLET | 200か国以上のVisa加盟店で利用可能 |
楽天銀行 | 0円 | ATM手数料のみ | 楽天デビットカード | JCB、Visaマークがついたお店で利用可能(1回払い) |
住信SBIネット銀行 | 0円 | ATM手数料のみ | Visaデビット付キャッシュカード | 200か国以上のVisa加盟店で利用可能 |
全てデビットカード方式です。
■ デビットカードとは
デビットカードとは、お店でデビットカードを使って支払うと、即時預金口座から引き落としされるシステムです。
楽天銀行と住信SBIネット銀行は、通常の普通預金口座(円預金口座)にお金を入れておけばいいだけなので、気楽ですね。
ネット銀行は2~3社を使い分け!おすすめの考え方
ネット銀行は、国内だけでも10社以上あります。各銀行は、得意業務も異なり、これまで見てきたように提供サービスも様々です。
そのため、少なくとも2~3社を使い分けて、ご自分のお金を賢くコントロールしましょう。
ネット銀行はお得なサービスやキャンペーンを次々に打ち出していて、どれも魅力的に感じます。
でもご自分がそのサービスを長期的に使わないのなら、近い将来、損をし始めるかもしれません。
ネット銀行を選ぶ際は、「生活スタイル」や「資産運用の方針」を具体的に思い浮かべることが大切です。
またすべてを見ると、悩んでしまうものですが、基本的にはココで挙げた上位数社で検討するのが得策でしょう。
それ以下は明らかにメリットが少なくなりますので、悩む必要がなくなります。本当に満足できるネット銀行を見つけてみましょう!
ネット銀行の危険性も忘れてはいけない
ネット銀行はこれまで見てきたように、お得になるサービスが多数あり、また利便性の面でも優秀です。
しかし、その裏には少なからず危険も潜んでいることも忘れてはいけません。
これは、インターネットを活用する以上は、避けては通れないことなのです。
そこでここでは、以下の内容について、わかりやすく解説していきます。
- 一体どういった危険がネット銀行にはあるのか
- 安全に利用するためにはどうするべきか
- もしも被害に遭ってしまったらどうするべきか
では順にみていきましょう。
どんな危険性がネット銀行にあるのか
ネット銀行に潜む危険性としては、インターネットならではの被害を受けることです。
たとえば、以下のような事例が実際に起こっています。
- ウイルス感染をし不正送金される
- 偽ネット銀行サイトにメールで誘導し口座番号などの情報を盗み取る
ウイルス感染による被害は、本物のネット銀行サイトを表示しているときにおきます。
このときの挙動としては、本物のサイト上に口座情報を入力するポップアップが突如現れ、それに必要情報を入力することで、情報を盗み取られるというものです。
これは非常に悪質で、なかなかウイルス感染によるものだと判断しにくいのが特徴です。
また2つ目の偽サイトの場合も、一見本物と見分けがつきづらく、騙されてしまう方が後を絶ちません。
そのこれら2つの手法により、もしも口座情報を入力し盗み取られてしまえば、最悪口座内の預金を不正に引き出されてしまうでしょう。
ではこれらの危険性にたいして、どのような対策を行えば安心して利用することができるのか、その点について次からみていきましょう。
安全にネット銀行を利用するための対策とは
安全にネット銀行を利用するためには、PC自体の対策はもちろん、自身でも意識すべきことが存在します。
具体的には、以下の5点です。
- PCのOSは常に最新の状態にしておく
- ウイルス対策ソフトは必須(これも常に最新の状態を保つ)
- ネット銀行からの不審なメールは開封しない
- ネット銀行の公式HPの注意喚起を確認しておく
- 通常の操作では現れないポップアップが表示された場合、操作を中止し銀行に確認する
上の「1~2」はネット銀行に限らず、PC自体のウイルス対策として必要となります。
「3と5」については、少しでも疑問に感じた時点で、ネット銀行に直接問い合わせるようにしてください。
とくに、メールに記載されたURLは要注意です。
また「4」については、銀行側でウイルス感染画面などを画像付きで解説していることもあります。
たとえば、「GMOあおぞらネット銀行のセキュリティ対策」のような具合です。
このように事前知識として、利用するネット銀行の公式HPで注意喚起があれば、必ず目をとおすようにしてください。
被害に遭ってしまった場合の対処法とは
ネット銀行の利用で、もしここまでに紹介してきたような被害に遭ってしまった場合は、すぐにネット銀行に問い合わせをするようにしてください。
その後どのように対処すればいいのかについて、手順を教えてくれるはずです。
また仮に不正送金されてしまった場合、基本的に各金融機関で定める限度額の範囲内で補償が受けられます。
ネット銀行を利用する際は、どの程度補償してくれるのかについても、よく確認しておくようにしましょう。
ネット銀行は上手く使い分けて資産を増やそう
ネット銀行を、利用用途別にご紹介してきました。結論としては下記3社を使い分けるのがおすすめです。
- 生活資金用の口座(生活に便利な口座)
- 貯金用口座(元本保証で堅実な資産運用をする定期預金用)
- 外貨預金口座(資金に余裕があるorハイリスクでもハイリターンにこだわりたい)
今回は、「お得に生活すること」や「利益を得ること」に、とことんこだわってご紹介しました。
とお悩みの方は、ぜひ参考になさってみて下さい。