貯金は誰しもが抱く永遠の悩みです。
と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこで今回ご紹介するのは、簡単にお金を貯める18の方法です。
かなりシンプルで、多くの人が実践できる方法ばかりを集めました。
できるものから、どんどん実践してみてください。
まずは、お金の貯まる基礎法則から見ていきましょう!
もくじ
お金が貯まる仕組みは超シンプル!
まず、多くの人が忘れがちなお金を貯める、超シンプルな2つの法則を思い出しましょう。
これらの法則には、一切の例外がありません。
そのため、どんな方法でお金を貯めるにせよ、これからご紹介する2つの法則は絶対に必要な考え方です。
貯蓄=収入-支出
貯蓄額は、収入から支出を引いたもの。
とてもシンプルですが、案外これを忘れがちです。
貯蓄を考えるのなら、常に意識したい公式となります。
お金を貯めるには2つの方法がある
そして、お金を貯めるには、大きく分けて2つの方法があります。
収入を増やす
ひとつは、収入を増やすこと。
支出が減らなくても、収入が増えれば使わないお金が増えるので、貯蓄を増やせます。
支出を減らす
もうひとつは、支出を減らすこと。
収入が増えなくても、支出が減れば使うお金が減るので、貯蓄を増やせます。
お金を貯めるために必ずやるべき3つのこと
ここからは、お金を貯めるために必ず実践すべき3つのことをご紹介します。
どれも簡単なので、現在実践していないことがあれば、すぐにでも始めましょう。
目標貯金額とその金額を貯金する期間を決める
一つ目は、目標貯金額と、その金額を貯金する期間を決めること。
目標貯金額とその金額を貯金する期間を決めずに貯金をするのは、「健康によさそうだからとりあえず走ろう」と、なんとなく思いながらランニングに出かけるようなもの。
のように、目標の数値とそれを達成する期間を決める必要があります。
具体的な目標を立てることが大事
目標金額は、できるだけ具体化しましょう。
もし「来年のゴールデンウィークはロンドンに旅行する」ことだけが決まっていて、航空券もホテルも何も予定していなければ、適当でいいので大まかな予算を組んでください。
予約サイトで適当に目星をつけたホテルやよさそうな航空券でいいので、とにかく具体的な数字に落とし込むことが重要です。
具体的な数字に落とし込むのが重要とはいえ、宝くじに当たらない限りファーストクラスに乗らない人が、ファーストクラスの飛行機代で予算を組んでも意味がありません。
そのため、必ず実現可能性のある現実的な数字で、目標を設定しましょう。
家計簿をつける
二つ目は、家計簿をつけること。
アプリでもノートでもいいので、現状の収支を把握することが重要です。
現在家計簿をつけていても、
という方も多いのではないでしょうか。
月末にレシートを集計するのではなく、買い物をしたその日に必ず家計簿をつけるようにしてください。
今では、アプリなどでカンタンに家計簿を付けることができます。
現状の支出を把握することで何をすればお金が貯まるかわかる
家計簿をつける目的は、「貯蓄=収入-支出」の内容を把握すること。
ざっくり家計簿をつけていると、
と思っている方もいるのではないでしょうか。
しかし、実際に使ったお金を細かく家計簿で管理することで、自分の想像と実際のお金の使い方のギャップを把握できるうえに、どこの費用を抑えれば節約できるかを知る近道になります。
こんな風に、お金の流れを見える化すれば、改善点もすぐわかりますね!
4つの銀行口座を使い分ける
お金を貯めるうえでおすすめなのは、4つの銀行口座を使い分けること。
一見面倒ですが、最近はインターネットバンキングで振込が完結するので、各行の店舗に足を運ぶことなく、スマホですべての手続きを済ませられます。
支出用①:固定費用を支払う
一つ目の口座は、固定費用の引き落としに使います。
光熱費や家賃、スマホ代など、毎月一定額が引き落とされるものの引き落とし口座にしましょう。
基本的に毎月一定額を振り込めば問題ありません。
しかし、年会費など特定の月だけ費用が多く発生するものもあるので、引き落とし予定の通知は必ず確認してください。
支出用②:生活費を支払う
二つ目の口座は、生活費の支払いに使います。
食費や買い物代など、時と場合によって使う金額が変わるものは、この口座から支払いましょう。
ルールとしてクレジットカードなどを利用するのなら、絶対にリボ払いはしないこと。
車や住宅など、よほど大きな買い物出ない限りは一括で支払うことなど、マイルールを決めて守りましょう。
貯金用①:絶対に手をつけない
三つ目の口座は、絶対に手をつけない貯金用の口座です。
この口座の預金額と貯金額がイコールになります。
定期預金でもいいし、先取り貯金でもいいので、絶対に貯金以外で使わないようにしましょう。
貯金用②:緊急時に使っていいお金
最後の口座は、緊急時用のお金を貯める口座です。
こちらも三つ目の口座と同様に、毎月一定額を貯金します。
貯金用の口座をひとつしか持たないと、冠婚葬祭や病気をしたときなどの急に大きな額の出費を迫られたときに、貯金用の口座に手をつけなくてはいけません。
この事態を避けるためにも、もうひとつ貯金口座を作り、いざというときはこの口座からお金を引き出すようにしましょう。
給与の振込口座は、この口座に設定するのがおすすめです。
給料日になったら、他の口座に決まった額を振り込みましょう。
間違っても、生活費用の支出口座を給与口座にしてはいけません。
そうすると、給与を振り分けて余ったお金を、すべて生活費として使ってしまいかねないからです。
収入を増やしてお金を貯める方法7選
まずは、「貯蓄=収入-支出」の収入を増やす方法をご紹介します。
決して簡単ではありませんが、努力次第では大きな額を稼げる方法です。
宝くじのような完全に運任せの方法はおすすめできないので、遠回りでも確実な方法で収入を増やしましょう。
1:不用品をフリマアプリで売る
一番取り組みやすいのが、不用品をフリマアプリやオークションサイトで売ること。
利益は、販売するものやコンディションによって異なりますが、うまく売れば自分にとっては不用品でもかなり高額で売れることも珍しくありません。
梱包や発送の手間がかかるので面倒ですが、リサイクルショップに持ち込むよりは、はるかに高額で売れるので、手間をかけてでも自分で売りさばいた方がお金になります。
2:先取り貯金する
収入を増やすというと微妙ですが、先取り貯金は最も確実な貯金を増やす方法のひとつです。
給料日になったら、すぐに貯金用の口座に決まった額を振り込みましょう。
3:クレジットカードを上手く活用する
クレジットカードを利用している方は年々増えていますが、まだまだ現金主義の方は多いでしょう。
また、小さな金額だと現金で払う方もいると思いますが、少額でも支払いをクレジットカードで活用することで、貯蓄につながっていきます。
クレジットカードで支払いをすることで、まずポイントが付くことが大きなメリットです。
たとえば月々の家賃や光熱費、通信費だけでもクレジットカードで支払うことで、ポイントが貯まりやすくなります。
もしポイント還元率が1%(100円で1ポイント)だとすれば、月5万円クレジットカード払いをすることで、月500円のポイントが貯まりますよね?
それが1年になれば、「500円×12ヶ月」で6,000円分のポイントを貯めることができるわけです。
さらには、クレジットカードの特典によっては、提携店舗などで割引がきくため、その点でも節約となります。
ちなみ貯まったポイントは、商品券やTポイントへ移行したり、マイルに移行することもできます。
クレジットカードで使いすぎるんじゃ?
たしかにクレジットカードを利用することで、お金を払っている実感がなく使い過ぎてしまうデメリットもあるでしょう。
しかし、その点については、マメに利用状況をチェックすることで防ぐことができるのです。
現金主義の方は、ぜひ今日から支払いをクレジットカードに変えて、貯蓄につなげてみてくださいね!
また、まだクレジットカードを持っていないという方は、以下の記事で厳選したクレジットカードを紹介しています。
賢く選んで得をしていってくださいね!

4:積み立てNISAを活用する
積み立てNISAとは、長期間の少額投資非課税制度です。
非課税で年間最高金額は40万円、最長で20年運用することができます。
積み立てNISAを活用することにより、未来の貯蓄を増やすことができるのです。
この制度がスタートしたのが2018年1月ですが、スタートから1年ほどで口座数は約69万もの口座が開設されました。
その中でも多く口座を開設しているのが、20~40代の世代の方。
この世代が、なんと全体の65%も占めています。
積み立てNISAを運用している方は、ひと月あたり平均約14,000円ほどの海外株インデックス型投資信託を購入している方がほとんどです。
この制度利用できるのは、2037年までと言われているため、早めに活用した方がいいでしょう。
積み立てNISAについて、曖昧だという方は、一度以下の記事を参考に基礎知識を身につけておくと良いかもしれません。
きっと役立つはずです。

5:投資や資産運用する
投資や資産運用など、ちゃんと勉強すれば正しく収入を増やせる方法は、お金を貯める方法として有効です。
即効性がなく、利益が出るまで時間がかかりますが、正しい知識を身に着ければ、長期的に見てもお金を貯めやすい方法といえるでしょう。
ただし、損切のタイミングなど、マイルールを決めて絶対にそれを守る条件で運用するのがおすすめです。
6:副業する
副業も、お金を貯めるのにおすすめの方法です。
勤務先によっては、副業を禁止している企業もありますが、大手を中心に副業解禁の風潮も高まっています。
副業の内容や収入額によっては、源泉徴収から勤務先に副業がバレてしまうこともあるので注意しましょう。
基本的には、上司などに掛け合って、事前に許可をもらうのが正攻法といえます。
7:転職する
誰もができる選択ではありませんが、収入を増やすには転職するのが最善の方法です。
転職で収入を増やせれば、本業での自分の市場価値を高めることにも繋がります。
とはいえ、転職先の働き方や収入以外の条件は、転職するまでわからないので、色々なシーンを想定して転職する覚悟が必要です。
支出を減らしてお金を貯める方法11選
続いて、「貯蓄=収入-支出」の支出を減らす方法をご紹介します。
支出を減らすというと、いわゆる「節約」のイメージとなり、嫌々窮屈な思いをしなければいけない印象がある方も少なくないでしょう。
しかし、工夫次第では楽しく支出を減らせます。
1:水筒を持ち歩く
一番ハードルが低い方法として、コーヒーやペットボトル飲料を買わずに、水筒を持ち歩くのがおすすめ。
毎日150円のペットボトルを1本買うとして、毎月平日20日とすると、飲み物代だけで月3,000円になります。
これが500円のコーヒーだったら、月10,000円です。
「毎日のちょっとした贅沢」のつもりが、積もり積もってかなりの出費になっていることに気づかない人は少なくありません。
ペットボトルやコーヒーをやめて水筒を持参すれば、かなりの額が浮きます。
コーヒー豆を買って自分でコーヒーを淹れれば、自分好みのコーヒーを淹れられるのはもちろん、豆代を考慮してもかなりの額を節約可能です。
2:自炊中心の食生活を心がける
飲み物と同じ理由で、食事も自炊中心の生活を心がけると、かなりの額を節約できます。
コンビニでのついで買いをやめるだけでも、かなりの額を節約可能。
お昼ご飯を手作りのお弁当にするのもおすすめです。
自炊ばかりだとストレスが溜まったり、そもそも自炊の時間すら確保が難しかったりする場合もあるので、適宜外食も挟んで、ストレスをためないようにしましょう。
3:クーポンなどを積極的に活用する
クーポンなどを積極的に活用して、安く買えるものは安く買いましょう。
クーポンというと貧乏くさいイメージを持つ方もいますが、本当に貯金したいのであれば、見栄は捨ててください。
人と食事をするときなど、見栄を張りたいときもあるかもしれませんが、自分ひとりで買い物しているときなど、誰に見られるわけでもないときは見栄を捨てて節約しましょう。
4:朝型の生活にする
朝型の生活にすれば、電気代を節約できます。
朝日が家に差し込む時間に起きれば、電気を点ける必要がありませんし、夜中の電気をつけなくてはいけない時間は眠くなるので、電気を点ける必要がありません。
仕事で帰宅時間が遅くなって、どうしても夜型の生活になってしまう方もいると思いますが、休みの日はできるだけ朝方生活を意識してみましょう。
からだのリズムも狂わないので、健康面でもメリットが大きい方法です。
5:付き合いはほどほどにする
飲み会などの交際費は、人付き合いを考えるとなかなか削れない項目です。
しかし、本当に貯金したいのであれば、交際費も削る必要があります。
すべての誘いを断る必要はなく、月の予算や参加回数を決めましょう。
予算や回数をオーバーしそうな場合は「こういう理由で貯金しているから」など、理由を話して断るのがおすすめ。
もしそれで誘われなくなったり嫌われたりするのであれば、それまでの縁です。
そんな縁は、ただの負担ですので、自身のためにサッと切ってしまいましょう。
精神的な健康も考えれば、無理してまで付き合うメリットはどこにもないのです。
6:経年劣化しないものは安いときにまとめ買いする
食べ物などではなく、トイレットペーパーやティッシュなど、経年劣化せず、確実に使うものは安いときにまとめ買いしておきましょう。
まとめ買いするときのポイントは、「確実に使うもの」です。
買っても使い切るかわからないものは、無駄遣いになる可能性もあるのでまとめ買いは避けましょう。
7:ポイントアプリや還元セールなどを有効活用する
特定サイトを経由することで換金できるポイントを貯められるアプリや、家電量販店などの現金/ポイント還元セールは有効活用しましょう。
上手く使えば、数万円単位で得する方法です。
この方法については、以下の記事でおすすめサイトを紹介しているので、サッと目を通してみましょう。

8:なくても困らないものは買わない
まとめ買いと似ているところですが、なくて困らないものは買わないようにしましょう。
たとえば、「流行っているから」というだけで服を買うのは、ファストファッションのブランドだとしてもおすすめできません。
逆に、必要であればブランド物でも買うことをおすすめします。
9:小銭貯金をする
現金派の方におすすめしたいのが、小銭貯金です。
毎日帰宅後に、財布の中の小銭をすべて貯金するだけ。
500円玉貯金は有名ですが、さらに範囲を拡大して、すべての小銭を貯金対象にします。
以外とお金が貯まるので、おすすめです。
もし、1円玉を大量に貯金しなくてはいけないのが気になるなら、1円玉だけは貯金しないで端数の支払いに使えるルールを設定するといいでしょう。
10:固定費を見直す
最後におすすめなのが、固定費の見直しです。
たとえば、必要以上の保険に加入していたり、格安スマホにすればもっとスマホ代を安くできるのに、なんとなくの理由で大手キャリアにこだわったりしていませんか?
固定費の見直しは簡単ではありませんが、毎月決まった出費額を減らせるので、節約効果は抜群です。
引っ越しで家賃を下げるのも有効手段ですが、家賃と暮らしやすさは割と比例するので、家賃は必要以上に下げ過ぎないように気をつけましょう。
固定費の見直しについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみましょう。
すぐ実践できるものも多いので、役立つはずです。

11:ガソリン代を抑える方法を知る
月にかかるガソリン代の平均は、約6,000~7,500円(1リットル当たり150円の場合)ほどです。
年間にすると、約72,000~90,000円。こうして見ると、ガソリン代は大きな支出といえるでしょう。
そんなガソリン代を節約することで、貯蓄できる金額が当然ながら増えていきます。
節約するおすすめの方法は以下の3つ。
- 割引が適用されるクレジットカードを使用すること
- タイヤの空気圧をチェックすること
- 最短ルートで運転すること
また、あまり車に乗ることがないのであれば、思い切って車を売ってしまってカーシェアリングを利用してもいいでしょう。
こうすることで、毎月かかる駐車場代や車のローン、保険代や税金もかかりません。
カーシェアリングは、15分約200円ほどでガソリン代も払う必要がないため、車を使いたいときにだけ利用すればいいので、大きな貯蓄につなげることができます。
カーシェアリングについては、以下の記事が参考になりますので、サッと目を通して節約できる選択肢をふやしてみてくださいね!

お金を貯めることは実はむずかしくない
今回は、簡単にお金を貯める15の方法をご紹介しました。
「貯蓄=収入-支出」では、収入を増やすより支出を減らすほうが簡単です。
しかし、支出を減らすと窮屈な条件で生活しないといけない可能性もあり、人によってはストレスになってしまいます。
ストレスは貯金が続かない最大の原因なので、ストレスを溜めすぎないように、無理しない範囲で節約してくださいね!
できるところから少しずつ貯金をはじめて、目標金額をしっかりと貯めていきましょう!
きっと1年後に笑みがこぼれる結果を掴めるはずです。