LINEスマート投資はLINEを使ってお手軽に株式投資が出来るサービスです。
この記事では、以下の疑問について答えていきます。
- LINEスマート投資って何がいいの?
- デメリットは具体的に何?
- 利益にたいしての税金はどうするの?
- 悪い評判とか口コミはどういうのがある?
LINEスマート投資は、上手く活用すればプラス運用もできますが、色々と落とし穴があるようです。
では早速、LINEスマート投資について詳しくみていきましょう。
もくじ
LINEスマート投資とは?
LINEスマート投資とは、LINEを使って簡単に投資ができるサービスです。
LINEスマート投資は、株式会社FOLIOという会社が運営しているサービスです。
主な投資方法は、テーマ毎に10社程度を集め、まとめて投資するという、「テーマ投資」です。
投資を始める際には、手間や時間がかかるものですが、LINEスマート投資なら、スマホがあれば、簡単にお手軽に投資を始めることができます。
LINEスマート投資のおすすめポイント
LINEスマート投資には、どのような特徴があるのでしょう?おすすめポイントは何でしょうか?
ここではそのポイントについて、以下の7つにわけて紹介していきます。
- テーマ投資ができる
- 少額から始められる
- 分散投資できる
- 利用が簡単・便利
- ポイントがもらえる
- LINEサービスとの提携
- 手数料が安い
では早速、順にみていきましょう。
おすすめポイント1.テーマ投資ができる
LINEスマート投資は、テーマ投資という方法で投資します。
テーマは70種類ほどあり、その中から気になるテーマに投資できる仕組みです。
テーマ投資とは、たとえば、
- アンチエイジング
- サイバーセキュリティ
- ドローン
など、キーワードごとに投資できるシステムです。
テーマ投資の画面では、それぞれのテーマ毎に、ここ1年でどの程度価値が上がったかの指数も表示されています。
また、それぞれのテーマ毎にどの企業にどの程度の投資をするかの割合も、カラフルなわかりやすい円グラフで表示してくれます。
また、LINEスマート投資は1株から取引できる「単元未満株取引」、通称「ミニ株」での取引です。そのため、10万円程度から始められます。
また、LINEのテーマ投資は、プロが分析してテーマを決めています。提供元がプロですから、ある程度安心して投資できます。
株式についてさほど詳しくない人でも、少額から気楽に投資できてしまうと、口コミでも評判が高いです。
気楽に投資できてしまうことも、LINEスマート投資のおすすめポイントの一つです。
おすすめポイント2.少額から始められる
前述したように、LINEスマート投資は10万円前後から投資できるテーマ投資がメインです。
そのため、10万円程度から始められます。
通常の株式投資ですと、「100万円~」や「30万円~」など、まとまった金額がないと投資を始められないことが多いです。
企業によっては、800万円程度の資金が必要な場合もあり、初心者には手が出せないことも多いです。
しかし、LINEスマート投資なら、10万円程度の資金から、複数の企業に投資ができますから、おこづかいで手軽にはじめることができると評判です。
おすすめポイント3.分散投資できる
LINEスマート投資のテーマ投資は、同一テーマの数社に分散投資する形になります。
たとえば、10万円の投資をする場合、
- 企業Aには、1万円
- 企業Bには、2万円
- 企業Cには、7万円
合計:10万円
といったように、10万円を複数の企業に分けて投資するという形をとるのです。
そのため1社に問題が起きて株価が下落した場合でも、ほかの企業の株価に変化がなければ、投資した分が一気に目減りすることはありません。
分散投資することにより、リスクを低く抑えられると評判です。
同一テーマへの投資ですから、その分野全体が下火になった場合などは、どの企業の業績も下がるため、分散になっていないという意見も中にはあります。
おすすめポイント4.利用が簡単・便利
LINEスマート投資は、スマホ1台で始められます。
登録時には口座開設の手続きが必要ですが、最初の手続きが終わった後は、スマホ操作だけで株の売買ができます。
片手の操作で売買できるのが、おすすめポイントです。
おすすめポイント5.ポイントがもらえる
LINEスマート投資では、特定のサービスを利用することでポイントがもらえます。
たとえば、
- 初めてのテーマ投資:100ポイント
- かんたんログイン:1ポイント
- 紹介動画を見る:2ポイント
などでポイントをためることが出来ます。
たまったポイントでスタンプを購入したり、交換可能なほかのポイントと交換することができます。
おすすめポイント6.LINEサービスとの提携
LINEスマート投資は、ほかのLINEサービスとの提携も予定されているようです。
たとえば「おまかせ投資」や、LINE Payなどと連携ができると、今よりももっと使いやすいサービスになる可能性があります。
おすすめポイント7.手数料が安い
LINEスマート投資は手数料が比較的安いほうです。
テーマ売買をするときには、売買代金の0.5%が手数料としてかかります。
たとえば10万円の投資をした場合には500円の手数料がかかることになります。
LINEスマート投資よりも取引手数料が安い証券会社もありますが、売買代金の0.5%という金額はそれほど高いわけではありません。
またLINEスマート投資では、以下の手数料は「0円」です。
- 入金手数料
- 運用手数料
- 口座管理手数料
- 出金手数料
がかかりません。
LINEスマート投資は、気軽に始められる投資システムです。
LINEスマート投資のデメリット
LINEスマート投資には良いところだけではなく、もちろんデメリットもあります。
どのようなところがLINE投資のデメリットなのでしょうか?
具体的なデメリットは、以下の5つとなります。
- NISA非対応
- 株主優待が受けられない
- 株主総会には参加できない
- 各種リスクがある
- 手数料と税金がかかる
それぞれのデメリットは、しっかりと把握したうえで、LINEスマート投資は行うようにしてください。
では「NISA非対応」から、順にみていきましょう。
デメリット1.NISA非対応
LINEスマート投資は、NISAに対応していません。
NISAとは、2014年1月から始まった、個人の投資家を対象とした税制優遇制度です。
通常、株式投資をして利益を出たら、その利益から税金がひかれます。しかし、NISA口座を使えば年間120万円までなら税金がかかりません。

LINEスマート投資は、10万円程度のテーマ投資を行いますから、120万円以下の取引になることも多いかと思います。
しかしLINEスマート投資では、NISA口座に対応していませんので、NISAを使うことができません。
したがって、少額の取引であっても、利益が出たらその利益から税金がひかれることになります。
デメリット2.株主優待が受けられない
通常、株主優待は、100株以上保有している大口の株主が対象になります。
LINEスマート投資の場合は、テーマ投資による1株単位のミニ株の取引になりますから、株主優待が受けられないことが多いです。
株主優待目当てで取引をしたい人は、別の方法で投資したほうが良いかもしれません。

デメリット3.株主総会には参加できない
株主総会に出席できるのは、通常、1単元以上の株主です。
単元とは、上場企業ごとに決められた、株の売買単位のことをいいます。
また上場企業では、100株を1単元としていることが大半です。
LINEスマート投資は、単元未満の取引になりますから、株式総会に出席できません。
株主総会では、
- 会社の方針についての大切な決議
- 経営状況の発表
- 株主と会社との質疑応答
などが行われます。
株式投資をするということは、その企業に出資し、その企業を応援するというのが本来のありかただと思います。
そのため、重要な情報が発表される株主総会は、株主にとって、とても重要なものです。
LINEスマート投資は、株主総会には参加できませんので、企業を応援したいと考えている人にとってはデメリットになります。
デメリット4.各種リスクがある
LINEスマート投資にかぎったことではありませんが、株式投資にはリスクが伴います。
LINEスマート投資は少額から始められますし、スマホ操作だけでお手軽に取引できてしまうことから、簡単に儲かるように思ってしまう人もいるかもしれません。
しかし、あくまでもその本質は「株式投資」です。そのことは決して忘れてはいけません。
株式投資をするときには、以下のリスクが付きまとうこととなります。では順に確認していきましょう。
値下がりリスク
買った株が、買ったときよりも値下がりすることがあります。
値下がりする理由はさまざまです。
企業の経営が上手く行かなかったり、景気の変動が影響することもありますし、国際情勢や天変地異、景気動向が株価に影響することもあります。
株価が下がるかどうかは、たくさん勉強をしているプロの人でも予測できないことがあります。
また、今すでに人気の出ている株が、この後も値上がりし続けるとは限りません。
人気のあるテーマの株を高い値段で買ったは良いけれど、買ってしばらくして旬が過ぎ、あとは下落するだけになることもあります。
そうなってしまったら、かえって損をしてしまうこともあるでしょう。
株式投資で損をする人は、いつの時代にも必ずと言っていいほどいます。
利益が出てしまうと、感情的になってしまい、のめりこんでしまう人もいるでしょう。
そうなると、損が出ても売り時を逃してしまい、大きく損をすることに繋がってしまうのです。
倒産リスク
投資した企業が倒産することがあります。
大手に投資すれば安心かと思うかもしれませんが、「まさか」と思うようなことが起きるのが現実世界です。
企業が絶対に倒産しないという保障はありません。会社が倒産してしまえば、株券は、紙くず同然です。
会社が倒産する可能性もあることを考えてから、LINEスマート投資を始めましょう。
デメリット5.手数料と税金がかかる
LINEスマート投資の売却手数料は0.5%です。低めの手数料ではありますが、たとえば、10万円の投資をした場合ですと、手数料が500円かかります。
ネット証券などを使えば、手数料をもっと安く抑えられる場合もあります。
また、大きく利益を上げた場合は良いのですが、そうでもない場合、手数料のほうが利益を上回ってしまうことがあります。
利益が少ない場合は、売買手数料を引かれたら利益が出ず、
ということにもなりかねません。
テーマを売却するときは、手数料の分も計算に入れましょう。
LINEスマート投資のやり方
LINEスマート投資のやり方はとても簡単です。
ザっと手順を確認すると以下のようになります。
- LINEアカウントの開設
- 口座開設をする
- ウェルカムレターを受け取る
- 入金する
ではそれぞれの手順について、詳しくみていきましょう。
手順1.LINEアカウントの開設
まずは、LINEのアカウントを作りましょう。
すでにLINEアカウントを持っている人は、そのアカウントがそのまま使えます。
手順2.口座開設をする
LINEスマート投資の口座開設をします。
スマホでLINEのウォレットを開き、「スマート投資」のアイコンをタップして、LINEスマート投資の画面を開きましょう。
そして、「いますぐ口座開設」という文字をタップしてください。
そうすると、注意事項が表示されますので、「同意する」をタップしてください。
「サービス利用に関する同意事項」の画面が開きますから「同意します」をタップします。
手順3.ウェルカムレターを受け取る
2の操作をすると、LINEスマート投資からウェルカムレターが自宅宛に簡易書留で郵送されてきます。
このレターを開き、口座開設の手続きをします。
口座開設には、以下のような本人確認書類が必要となります。
※以下のいずれかが必要となります。
- マイナンバーの個人番号カード
- マイナンバーの通知カード+運転免許証・パスポートのうちどちらか1つ
- マイナンバーの通知カード+保険証・住民票・年金手帳のうちどれか2つ
これらの書類を提出すると、口座開設が完了します。
手順4.入金する
口座開設ができたら、口座に入金をします。
入金方法は、リアルタイム入金と銀行振込の2種類があります。
リアルタイム入金
リアルタイム入金とは、インターネットバンキングを使った入金の方法です。
リアルタイム入金は振り込み手数料がかかりません。また入金してすぐに、入金が反映されます。
以下の銀行のネットバンキング口座を持っている人は、リアルタイム入金の利用をおすすめいたします。
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- イオン銀行
- ジャパンネット銀行

銀行振り込み
銀行振り込みは振り込み手数料がかかります。
振り込み手数料は、各銀行によって違います。
なんらかの事情で、ネットバンキングを利用できない人・したくない人は、銀行振り込みを使って入金してもよいかもしれません。
ただし、手数料がかかります。
LINEスマート投資で税金はかかる?確定申告は必要?
LINEスマート投資は、NISA口座を使えないため、少額投資でも課税の対象となります。
LINEスマート投資で利益が出たら、その利益から20%の税金を徴収されるということになります。
また、LINEスマート投資では、口座を選ぶことができます。
特定口座:源泉徴収あり
LINEスマート投資で「源泉徴収あり」の口座を開設しておくと、損益をLINEスマート投資が自動計算して、さらに源泉徴収までしてくれます。
源泉徴収するときに、自動的に税金がひかれますから、自分で確定申告や税金の納付をする必要はありません。
特定口座:源泉徴収なし
「源泉徴収なし」を選ぶと、損益は自分で計算し、確定申告や税金納付を自分で行う必要があります。
源泉徴収を選んだ場合は、利益が出ても確定申告しなかったり、納税をしないと、脱税になってしまいますので気をつけましょう。
LINEスマート投資の口コミ&評判
LINEスマート投資の口コミや評判には、どんなものがあるのでしょうか?
そこでここでは、実際にもう始めている方の意見を参考にまとめてみました。
自身が始めるかどうかの判断材料としてもご活用ください(マイナス評判もあります)。
簡単に株式投資がはじめられた|LINEスマート投資の口コミ&評判
スマホ一台ではじめられるため、投資初心者でも、
などと、操作が簡単だという評判が多く上がっています。
株式投資といえば、30年前であれば株式情報誌を読みながら電話で注文するのが一般的でした。
やがて、ネット証券を使ってパソコンで取引できる時代になり、そして今はスマホ一台でお手軽に投資ができてしまう時代になりました。
今までは敷居が高くて株式投資に手を出せなかったという人も、LINEスマート投資ならハードルが下がり、株式投資にチャレンジできるかもしれません。
10万円からの投資は高すぎる|LINEスマート投資の口コミ&評判
10万円程度のテーマ投資なら、株式投資としては充分安いはずなのですが、それでも「10万円は高い」と感じる人もいるようです。
スマホで買えるものといえば、LINEスタンプやゲームの課金のような数百円単位のものが多いですから、スマホで10万円のお金を動かすということが、感覚的に、高額に感じてしまうのかもしれません。
そのような人は、「10万円の株取引は安いほうである」という基本的なことを理解してから、LINEスマート投資を始めたほうが良いかもしれません。
いくらお手軽に投資ができるとはいっても、LINEスマート投資は株式売買であることには変わりはないからです。
テーマの見極めが本当に重要!|LINEスマート投資の口コミ&評判
LINEスマート投資を活用している方は、大抵1年程度を区切りとして運用しています。
その際の口コミや評判を見ていくと、
など、どのテーマを選んだのかによって、運用成績も変わってくるようです。
これについては、時代のトレンドもありますので、日本国内だけの情報にとどまらず、海外にも目を向けて情報収集してみたりしても、判断の制度があがるようになるでしょう。
銘柄情報がわかりやすい|LINEスマート投資の口コミ&評判
という口コミ・評判もあります。
銘柄情報に限らず、LINEスマート投資の画面は、初心者にも見やすい、カラフルでわかりやすいデザインになっています。
株を良く知らない人もLINEスマート投資なら、気楽に株式投資が始められ、勉強にもなりそうです。
LINEスマート投資でお手軽に資産運用してみよう!
LINEスマート投資は、LINEアカウントがあれば簡単に口座開設が出来、気軽に株式投資を行えるサービスです。
LINEスマート投資のおかげで、株式投資へのハードルが下がったという評判や口コミもあるようです。
LINEスマート投資の口座開設には、マイナンバーカード、または、マイナンバー通知カードと身分証明証が必要です。
LINEスマート投資の売買手数料は0.5パーセントと安いほうですが、NISA口座が使えないため、少額でも税金がかかることや、銀行振り込みを使うときに手数料がかかります。
また、LINEスマート投資は、スマホ一台で取引できてしまうことから、誰でも簡単に株で儲けられると感じてしまいがちです。
しかし、いくら操作が簡単であっても、実際に行っていることは「株取引」であることに変わりはありません。
そのため、株価が下落したり、会社が倒産するリスクが付きまといます。
自分の行っていることが株取引であること、また、株取引のリスクを充分に理解した上で、LINEスマート投資にチャレンジしてみると良いかもしれません。